コピーライティングの仕事は楽しいのか?

From:昌子 幹

「コピーライティングの仕事って楽しいですか?」

たまにそんなことを聞かれることがあります。

正直に言って、返答に困ります。

なぜなら、楽しくもあり苦しくもあるから。

当たり前っちゃ当たり前の話です。

ただ、何を楽しいと思い
何を苦しいと思うかは人それぞれかと。

例えば、
セールスレターを書く仕事を
ざっくり分類すると

1)リサーチ
2)企画
3)ライティング
4)編集

といったところだと思いますが、
ライティングは僕にとって
一番苦痛な作業です。

そもそも文章を書くのが好きで
コピーライターになったところが
あったはずなのですが
実際にやってみると
そうでもないことに気づきました。。

逆に、意外に僕が好きだと気づいたのが
リサーチや企画です。

この2つは、
僕が一番楽しいと思う作業です。

とりわけ、
リサーチは楽しいですね。

なぜなら、僕らの仕事って
扱う商品やサービスが毎回違うわけで、

お客さんと話したり
いろんな本や映画を見たりしながら
今まで知らなかった知識や
今まで気づかなかった視点を
学ぶことができるからです。

例えば先日、
LGBTや障害者などの
いわゆる社会的弱者とか
マイノリティの方に向けた
LPを作成することになったのですが、

恥ずかしながら、僕は
その辺のことにはまるで疎く。。

ただ、お客さんとのヒアリングの中で
「グレイテスト・ショーマンという
映画が参考になるかもしれない」
という話があったので
早速レンタルして見てみることに。

髭の生えた女性や
子供の体のまま大人になった男性など
身体的もしくは人種的に
不遇な立場にあった人たちが集まった
サーカス団の話なんですが、
これが実におもしろい。

中でも、その映画の中で使われていた
「This is Me」という曲が素晴らしく、
何度も繰り返し聞いては
その度に涙してしまいました(笑)

「こんな素晴らしい映画を
見ていなかったとは、、、」
としばし後悔したほどです。

結局、その映画と歌の歌詞からヒントを得て
LPのコンセプトを作っていったのですが
もはや仕事なのか趣味なのか分からない世界です。

まあ、常にリサーチで映画を見たり
小説を読んだりするわけではなく
どちらかというと小難しい本なんかを
読むことの方が多いです。

そういう作業をしんどいと
思う人もいるそうですが、
僕にとってはおもしろいんですね。

何でかな?と考えてみたんですが、
そういえば、僕のストレングスファインダーの
スコアは1位が「学習欲」で、
2位が「着想」だったことを思い出しました。

そら、リサーチや企画を
楽しいと思うわけです。

いずれにせよ、
コピーライティングと一口に言っても
いろんな仕事があるし
その作業も様々です。

で、当然のことながら
楽しい作業もあれば
苦しい作業もあります。

それはどんな仕事でも同じでしょう。

ただ、その中に自分なりの
楽しさを見つけていくのが
長く続ける秘訣なのかなと思った次第です。

それでは、また。

昌子 幹

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