from: 藤村 紀和
少し前の日曜日のこと。
とあるショッピングモールに行きました。
そこには大きなフードコートがあり、店内は親子連れで大賑わい。
自分が座った席の隣に親子3人が座っていて、昼ご飯を食べています。
話している声が聞こえてくるんですが、この親子の会話がとても面白かったんですね。
お父さんはまだ若く30代くらい?
息子さんがおそらく3歳ぐらいだと思います。
それがとても楽しそうに会話をしてるんですね。
例えば、食べているステーキの感想で、
『パパ、このお肉柔らかくて美味しいね!』
と言うと、
『○○(名前)の言う通りだね!とっても柔らかいよね。
だからこんなに美味しいのかな?いいところに気づくなぁ』
とハイテンションで答えてました。
普通なら「そうだね~」くらいで返し終わるのが、
褒め方というか、やり取りがとても上手だな…と感じました。
そしたら次に刀のおもちゃを取り出し、
『ここで遊びたい』と言い出しました。
「どう答えるんだろう」と様子を伺っていると、
『そうか~遊びたいか。じゃあ、
ここで周りの人に当たらないように小さく遊ぶか、
お家に帰って思いっきり遊ぶか、
どっちにする考えた方がいいね。
どっちにする?』
と選択肢を出して考えさせるような答えをしたんですね。
その子は『じゃあお家で遊ぶ~』と言って、
おもちゃをしまいました。
こんなときも「ダメでしょ」と決めつけて止めさせることが多いと思うんです。
こうしなさい、と言うのではなく
選択肢を出して考えさせて自分で決めさせてますよね。
(もちろんここで遊ぶのを我慢させるためですが)
やるな、父ちゃん。
こうしてみると、このやり取りって
人と会話する際の基本があるんじゃないかと思うんですね。
・まず相手の気持ちや状況をまず理解しようと努める
・相手の言葉や行動を受け止める
・決めつけや強制をせず、相手に考えるきっかけを与える
・相手の意見を尊重しつつ自分の意見も伝える
これって仕事で人とやり取りするときに使えますし、
営業なんかでは必須の考えじゃないでしょうか?
セールスレターも「相手に話しかけるように書く」と言いますしね。
伝える言葉や態度を話す相手によって変えてしまうの、
ままあるんじゃないでしょうか?(自分はやってしまいます)
セールスレターなら相手によって言い方や言い回しを変えることはあるんですけど、
こうした投げかけ方や会話術って、
普段から使うことが大事だな…と今回思いました。
先日も成澤さん・長田さんで主催した、
ChatGPTをセールスレターに活用する講座。
受講してみて、AIをフル活用するためには
こうした”会話力””質問力”が本当に大事ですね。
相手を引き出すのは、こちらの投げ掛け次第。
どんな表情や感情を出してくれるかな?
そんな楽しい発見をした日曜の午後でした。
あなたも周りでこんな体験したことや、
凄いなって思った体験ありませんか?
それではまた。