ライターの視点から、地方と東京の感覚差みたいなものについて考える

From:吉田知也
 

もう3週間ほど前の話ですが、
妻方の実家のある札幌に
帰省をしていました。
ぼく自身も社会人になってから
つい3年ぐらい前まで、
15年以上住んでいた土地です。

コロナの影響もあり
なかなか帰れなかったのですが
落ち着いたタイミングで
じつに2年ぶりに帰省してきました。

ちょうど現地は
紅葉終盤戦でした。
北大のいちょう並木が
きれいな時期でしたよ。
(アイキャッチの写真がそうです)

 

さて、今日は
セールスライターが
仕事を獲得するという視点から
東京と地方の感覚の違い、
みたいな話を少し書いてみます。

 

ぼくがダイレクト出版の
認定セールスライターを
取ったのが2017年5月。
その頃は札幌在住で、
フリーのWeb制作業をしていました。

Webでビジネスに
関わることをやる以上、
マーケティングや
セールスライティングが
絶対武器になると思っていたのですが
当時札幌で仕事をしていた際、
周りにはこうした
ネットマーケティングを
理解してくれるお客さんが
ほとんどおらず、
札幌ではまったくと言っていいほど
販路開拓ができませんでした。
 

これが、東京に行くと
ダイレクト出版の名前を出しただけで
交流会などでモテモテになります(笑)
現に、当時から札幌にいながら
東京の方からの依頼を
こなすようになりました。

こうした市場の違いを感じ、
東京に出てくることに
したのが2018年の春です。
 

このようなこともあって
「地方でマーケティングや
 セールスライティングの
 お仕事を獲得するのは
 難しいのかなー」と
思っていたのですが、

東京に出てくると
自分でも意外なことが起こります。

少しずつ、地方からの依頼が
舞い込んでくるようになりました。
  

去年まで北海道にいたのに
それまで住んでいた北海道の方から
依頼をいただいたこともあります。
あと1年早く依頼してくれたら
打ち合わせも気軽に車でいけたのに、
とか思いました(笑)
 

当時は東京に住んでいることが
依頼に影響するのかとも思ったのですが、
今思えば、住んでいる土地というよりも
単純にセールスライターとしての
経験年数や実績的な部分で
徐々に依頼が増えてきたという
見方の方が、合っている気がします。

 

この状況がさらに加速したのは
去年のコロナ禍以降です。
言わずもがなですが、
コロナによるオンライン化で
住んでいる土地は
関係なくなってしまいました。

自分でも、
最初の緊急事態宣言が出た頃から
オンラインの交流会を
積極的に開催していたこともあり、
全国にお客さんが増え、
地方との距離をグッと縮めました。
いまや、北は北海道から
南は沖縄までクライアントさんがいます。

 

たぶん、ぼく自身が今
食べていくだけなら、
電源とWi-Fiさえあれば
どこに住んでいても大丈夫です。

  
どこででも仕事ができると言うのは
セールスライターの利点の一つです。
特にオンライン化が進んだことで
「地方だから……」みたいなものは
ずいぶん少なくなったように思います。
あとはいかにお客さんと
出会うかの問題だけですが
これも、どこに住んでいていも共通です。

 
この記事のオチとしては
「セールスライターに
 住んでいる地域は関係ないよ」
というものですが、

個人的には、
やはり東京で会う人の方が
大きな刺激をもらえることもあって
おそらく今後も東京が
生活のベースになりそうです。
 

ただ久々に北海道に帰ってみると
やっぱりいいなと思うところも多くて
今回の帰省をきっかけに
東京と札幌で、うまいこと
多拠点生活をするような形が
できないかなーと妄想をはじめました。
 

せっかくどこでも仕事ができるので
もっと自由に生活できたら
いいなーと思うのでした。

「稼ぐ」スキルを身につけるJMWAオンラインスクール