from: 藤村紀和
書けない。
書きたくない。
しばしば訪れるこの感覚。
今強烈にこの衝動に襲われています。
なんとか書くように自分を向けようと、
アイスピックで氷を割るがごとく
タスクを細切れにしても、書けない。
テンションが上がるように、
音楽を掛けても書けない。
環境を変えようとして場所を変えても、
書けない。
まるで、机の片付けしよ!と机を開けたら、
普段読まない本を読み始めてしまうかのごとく。
そういう時はいっそのこと、
無理に書かないのが一番よね!
…と言えども、
〆切があれば書かないわけにはいけません。
さて、どうしたもんか…
とネットニュースを読んだところ、
「お?」
目を引く人が居ました。
まさに刺激的~
僕の目だけでなく、世間の目を引くその男。
今まさに注目の男が、
日本ハムファイターズの監督に就任した、
新庄さん。
なんていうか、
居るだけで明るい雰囲気になってしまう、
稀有な方ですよね。
おちゃらけているように見えたり、
規格外とか型破りと言われたり、
パフォーマンスばかりの人に見えたんですが、
監督就任時のコメントで
「ビッグボスと呼んで」
「プロ野球や監督像を変える」
「優勝は目指さない」
「選手全員を1回は1軍のグランドに立たせる」
などなど、
今まで聞いたことがない内容が目白押しです。
これも今まで「監督は、こういうもの」
という世間一般のイメージがあるから、
新庄監督の言動が際立つんですよね。
で、何よりも目を引いたのが、
「地味な努力こそが重要だ」という哲学があって、
プロとして人目につくには、
人目につかない努力が必要だと言っていることです。
…
地味な努力こそ
派手になれる
派手になれば
周りが見え出す
周りが見え出せば
大人になれる
でも
心は少年で生き続けたい
…
「努力をしてない人間ほど
すぐ人のせいにし
不貞腐れ自分から逃げる」
…
これはやってきた人しか言えないセリフです。
でもきっと見えない場所での努力は
コッソリ人目に付かないところで
人の何倍もやってきたに違いなくって、
それだから自信持ってパフォーマンスも出来るんでしょうね。
昔学生時代に、「全然勉強してない」
って言いながら、テストで上位にいる友人を思い出しました。
デキる人というのは、
地道にやってるし、手数も打ってるし、
人の見えないところでやってますし、
やり続けるなかで自分で考え工夫をしている。
片や自分は…
自分が、書けない・書きたくないというのも、
「うまく書かなきゃ」
「これじゃ分かりにくいに違いない」
に捉われ過ぎてました。
苦しいから逃げるのではない、
逃げるから苦しくなっているのでしょう。
外の情報は自分を客観的にしてくれますね。
だからこういうときほど、基本に戻りましょう。
ライティングの基本と言えば、
良いレターをまずは書き写すこと。
ペルソナとどんな感情かを考えながら書く。
良いリサーチするための質問を磨く。
基本の反復が自分をつくる。
頭使わず余計なこと考えなくても、良いですしね。
自信をつくる唯一の方法なんじゃないでしょうか。