from 成澤将士
今日はあなたに1つ重要な質問をしようと思う。
Q1、「あなたの一番大切なものは何ですか?」
人でも物でも何でもいいので、パッと思いついたものでOK。
Q2、「その次に大切なものは何ですか?」
ここもさっきと同じで、人でもモノでもパッと思いついたものでOK。
Q3、「その次に大切なものは何ですか?」
Q4、「その次に大切なものは何ですか?」
あなたの答えはどんな感じかな?
これはそれぞれの考え方だから、正解不正解はないんだけど、
もし、この質問の答えの中に「自分」が入っていなかったら要注意。
どういうことか説明しようと思うんだけど、
まずあなたには、シャンパンタワーを思い浮かべてほしい。
そう、ホストクラブとかにあるあのシャンパンタワー。
そして、そのシャンパンタワーの一番上の段が、さっきの質問のQ1「一番大事なもの」だとしよう。
んで、上から2段目はQ2、3段目はQ3、、、って感じ。
つまり、グラスはあなたが「満たしたい」と思っているものたち。
そして注がれるシャンパンはあなたが注げる「リソース」や「エネルギー」だとでも思ってほしい。
想像してほしい。
シャンパンタワーって、全てのグラスを満たすには1段目から順番に満たしていかないといけないよね?
そしてこのシャンパンタワーを満たすのは「あなた」。
つまり、1段目に「あなた」がいないと、このシャンパンタワーは成立しない。
無理に2段目、3段目に注いでいると、シャンパンが切れて遠くない未来に破綻する。
だから自分を犠牲にして一生懸命頑張っている人は、
「なんで私ばっかりこんな頑張ってるんだろう?」
って虚無感に襲われて、頑張り続けられなくなったりする。
例えば、自分が空腹でしんどい時に、少ない食料を「下さい」って言われ続けたら、優しくい続けるのって難しいよね。
そしてその状態で人に譲ってばかりいたら、餓死しちゃう。そしてあなたが餓死したら、あなたを頼っていた人も倒れていく。
でも、自分がお腹一杯なら、人に喜んで分けてあげられるし、相手が欲しがるものを選んで分けてあげるくらいの余裕もできるかもしれない。
だから大切なものを満たし続けたいなら、まずは自分が満たされなくてはならない。
特に日本人は自己犠牲の精神が強いというか、そういう価値観の人が多い傾向にあると思う。
僕もこの話を初めて聞いた時(確かマツダミヒロさんの本かセミナーだったと思う)、シャンパンタワーの中のどこにも「自分」が入ってなくて、考え方を改めねばと反省した。
きっとあなたがこれを読んでいるということは、大切な人を守りたいとか、何かを変えたいとか、何らかの理由があって行動した結果だと思う。
それを叶えるためにも、「自分を満たす」ことも忘れないでほしい。
別に「満たす」と言っても、贅沢をしようとかそういう話じゃない。
自分の精神や肉体、経済など、できるものからで良いから、今より良くしようと思うだけで行動も変わってくる。
そして行動が変われば結果が変わってくるもの。
苦しい努力は長続きしないし、どうせなら楽しみながら自分自身をレベルアップさせて行けたら良いよね。
その行動がシャンパンタワーの2段目以降を満たし続けることになるなら、それってすごくハッピーなことだと思わない?
あなたのシャンパンタワーの1段目は「自分」だってこと、忘れないでね。