From:吉田知也
こないだ、クライアントさんと
面談をしていて、
「習慣」の話になりました。
自分を大きく変えたり、
目的を達成しようとするなら
「習慣化」するのが近道です。
野球選手になりたいなら
毎日ランニングをして体力をつけたり、
バットの素振りをしたり、
キャッチボールをしたりといった
毎日の小さい努力の
積み重ねが必要ですよね。
でも、ここで一つ
大事なことがあります。
何かというと、
「正しい努力」を積むことです。
努力すればなんでもいいって
もんじゃありません。
積むべきは、目的を達成するために
必要だと思われる努力です。
時々、これがただの根性論に
なってしまっている人がいます。
「それ、やってもあまり意味ないよ」
みたいなことを、とにかく
何も考えずに続けてる人も、
中にはいます。
極端な例を挙げれば、
野球の練習を全くしてない人が
四国八十八ヶ所を徒歩で巡って、
すべてのお寺で
「野球選手になりたいです!」と
一心不乱に祈ってみても、
突然うまくなったりはしませんよね。
これは、どこからどう見ても
明らかに間違った努力です。
徒歩でめぐったら
体力ぐらいは少しつくかも
しれませんが(笑)。
こんな極端な例でなくても、
「間違った努力」は
実はそこかしこにあります。
別に昔のスポーツ練習を
どうこう言うつもりはないのですが、
たとえばかつての部活動では
精神力を養うために
「練習中に水は飲まない」
という習慣があったりしました。
でも、今ではこれは
間違った努力だということが
分かっています。
練習の効率も大きく落ちますし
脱水症状にもなりかねません。
もっと身近な例で、
ビジネス周りで言えば、
「とにかく長時間働く」とか。
闇雲にPCに向かう時間だけ増えても
自己満足以上の意味はありません。
これ、本人は仕事をした気を
なまじ味わえてしまうだけに、
努力をしたように勘違いしてしまいます。
言うまでもなく、時間よりも質、
そしてアウトプットが重要です。
自分を変えるためには
習慣化が必要ですが、
それが目的を達成するための
「正しい努力」に
なっているかどうか、
いちど見直してみると
いいかもしれません(^ ^)