こんなチラシじゃ捨てられるわな

from: 藤村 紀和

 

以前参加した研修の主催者から、
定期でダイレクトメールが送られてきます。
そのなかに研修案内のチラシが入っています。

 

A4サイズで少し厚めの上質な紙です。
彩りもカラフルで1枚につき1研修なんですが、
20枚近く来るんですね。

 

 

つまり20講座近くの案内が来る。

 

 

題名なんか見てみれば、

「DX時代に求められる3つの思考法入門」
「DX時代を生き抜くPC仕事力向上セミナー」

 

DXって書いてあるのに、
中身はDX別に関係ないじゃん。

 

 

DXとつければ過去の研修にもお化粧が効くってもんですねぇ。

 

 

 

そのほかにも

「外国人材雇用の受け入れ方セミナー」
「若手社員のための改善意識と仕事力アップセミナー」
「女性のためのロジカルコミュニケーション入門」
「部下や後輩指導における効果的な叱り方セミナー」

などなど目白押しです。

 

 

正直、
こんなの誰が受けるんだろう??
って感じるセミナーも多くあったのですが、

チラシがくるってことは
それなりにニーズがあるってことなんでしょうかね。

 

 

 

ただどのセミナーチラシを見ていても、
とにかく「面白く無い」んですね。

 

 

なぜだろう??って考えてみたんですが、
決まった構成があって必要な情報は書かれているんです。

 

 

例えば、
タイトルが明確。何を研修するか一目瞭然。

特徴や対象者やプログラムが書かれている。

開催日時や費用や講師の経歴も書かれているし、

参加者の声や得られることが書かれている。

フォントの大小や色の変化もある。

 

 

 

でも20枚近くのチラシをみて、気付いたんですよ。

 

 

タイトルが全部セミナー名になっているし、
文章のどこが大事なのか分からない。

 

それに読ませる導線になっていないんです。
書かれる情報が点在していて、読みにくい…

 

 

 

そして、何よりも。

私たちセールスライターが書くチラシとして、
必ずつける要素が無いんですよ。

 

 

さて、それはなんでしょう??

 

 

ヒントは、チラシも立派なセールスレターです。

 

セールスレターで大事な要素と言えば??



オファー is Queen

 

そう、オファーを入れることです。

 

魅力的なオファーを入れることで、
(このチラシお持ちの方は特別に●●を…などなど)

今まで書いた色んな情報の全部が
初めて生き生きとしてくるんじゃないかと思います。

 

 

それに送られてきたどのチラシも、読んでいて
「これ受けると結局どうなれるんだ?」
という、感動や感情、ワクワク感が起きなかったんですね。

 

そう、ベネフィットが書けていなかった。

 

 

やっぱり魅力的なオファーがあって、

受講するとどうなれるかベネフィットが明確なチラシだと、
楽しくワクワクして読みたくなるし、取っておきたくなりますね。

 

 

 

セールスレターのなかでもチラシって、
手軽に始められるのに効果が高い媒体です。

 

 

一般的にもまだまだセールスレター形式のチラシは、目にする機会も少ないです。

 

 

僕はこの20枚近くあるチラシを捨ててしまったのですが、
それはオファーもベネフィットも無く、受講の必要性を感じられなかったからです。

 

ここに人に紹介したくなるような仕掛けがあれば、
自分は頼まなくても誰か必要な人に紹介したかもしれませんね。

そこまで計算に入れられればベストじゃないかなって思いますが、
あなたはどう思いますか?

 

 

チラシレベルをもっと磨き高めたくないですか?
それならこちらの記事も参考にしてみてください。
→ 【チラシの反応を5倍にする方法

 

 

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