あなたにはもう二度と頼みません

from 成澤将士

 

今年はコロナの影響で、社会は大きくWEBの需要が増した。

そしてそれは、そのまま僕らの需要が増えたということ。

実際、ウチの会社は今期は過去最高益だったし(うちの会社は8月決算)、すでに契約が決まっている仕事だけで、スケジュールは来年の7月くらいまで埋まってしまっている。

とはいえ、新しい案件の相談も頂いたりするし、困って相談に来ているクライアントの役に立ちたい気持ちもあるので、ついつい休みを削ったり色々苦心しながら案件をねじ込んだりする。

 

でも、プロジェクトによっては手が足りなくて他のライターさんに案件を頼んだり、紹介したりもするんだけど、ぶっちゃけライターさんには当たり外れがある。

 

「この人にはまた頼みたいな」
「ウチの専属でやってくれないかな」
「次回は単価を上げてあげよう」
「ウチに就職してほしいな」

中には、そう思える素敵な人もいる。

 

一方、

「こいつにはもう二度と絶対頼まない」

と思ってしまう人もいる。

 

仕事を頼む以上、ある程度のクオリティ(スキル)があることは大前提だけど、それ以外に「頼みたくない」って思う人には共通点がある。

 

それは何かというと、、、

 

「報・連・相」がちゃんとできない。

 

え、そんなこと?
そんなの社会人の常識でしょ?
こんな事すらできない人いるの?

って思うでしょ?

これが意外と多いんですよ、、、

 

んで、報連相ができない人の行動はとても良く似ている。

・リサーチで何も聞いてこない
・進捗を上げてこない(聞くとはぐらかすor未着手)
・納期が迫ると音信不通になる(そのままバックレることもある)
・ギリギリになってクオリティの低い(昨日書き始めたでしょ?ってレベルの)レターを出してくる

ありえないと思うかもしれないけど、こういうことをやらかす人が結構いる。

 

そうすると僕らは、その尻ぬぐいに奔走することになる。

 

信頼して任せたのに裏切られたという絶望感や怒り、
人を見る目がなかった自分の情けなさを責め、
どうやって帳尻を合わせようか必死に考え、、、

ぐちゃぐちゃの感情を抱えたまま、今やっている仕事を止めてそっちに着手しなきゃいけなくなったり、クライアントに謝罪して納期をズラしてもらったり、それができなければ徹夜することもある。

 

そうやって進めた仕事は、達成感なんて一つもない。

 

たいてい、僕ら独立系セールライターは人に仕事を頼んで、こうした地獄を何度か経験している。

 

なので、どれだけ忙しくても簡単には人には仕事を任せない。

「あんな地獄を再び味わうくらいなら、自分でやった方がはるかにマシだ」って思ってるから。

 

 

「見習いだろうと副業だろうと本職だろうと、一円でもお金が発生したらプロ」だ。

プロとして求められた結果を出すために努力するべきだし、円滑に進むように報連相やコミュニケーションを欠かさないのは当たり前のこと。

 

どんな職業で仕事をするにしても、僕らは社会に生きる「社会人」だ。

社会人に求められるマナーは、起業したって変わらない。

 

むしろ起業して自分の思うように生きたいなら、会社員でいる時よりもそうした能力はより求められる。

 

 

前に、仕事が欲しいならスキルを磨こうって話をしたけど、今日のはそれよりもっと手前の話。

 

思ったように書けなかったり、間に合いそうになかったり、結果が芳しくなかったり、連絡がしずらかったり、バックレたくなる気持ちは分からないでもない。

 

でも、それをやったらもう二度とチャンスは巡ってこない。

ライターなんて他にもいるし、僕らの業界は狭いから、不義理を働いたやつの情報はすぐに広まる。

自分が知らないだけで、「仕事を頼んじゃダメな人リスト」に載っちゃうことだってある。

 

あなたは大丈夫だと思うけど、

ライターには、「しんどい時ほど、誠実に正直に対応する人」であってほしい。

結果的に、その誠実さがクライアントとの関係性を維持する要素になり、自己の成長にも繋がるはずだから。