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from 長田真毅
QUESTの法則(QUESTフォーミュラ)とは、著名なコピーライターであるマイケル・フォーティン氏が提唱している、読者を惹きつけて売上げをアップさせる文章の法則です。
QUESTは文章の各項目の頭文字をとったものです。
この法則はセールスライティングにも、情報収集系の記事などのコンテンツライティングにも使えると思ったので、ちょっとまとめてみました。
以下がQUESTの各項目になります。
QUESTフォーミュラの各項目の意味
Qualify
直訳すると「資格を与える」
Q(Qualify)の部分では、文章を読んでもらいたいターゲット層を一気に絞りこみます。ターゲット層に「あなたの悩みを私たちなら解決できますよ」というメッセージを伝えます。
Understand
直訳すると「理解する」
U(Understand)の部分では、自分(書き手)が読者の悩み・要望をきちんと理解して共感していることを示します。この項目の目的は、読者に親近感を持ってもらい、相手とあなたの間の壁を取り払うことです。
同時にその悩みを放置すると起きてしまう問題などにも触れて、解決した方がよいのでは?と読者に思わせられると、より読み進めてもらいやすくなります。(煽りすぎは厳禁です)
Educate
直訳すると「教育する」
E(Educate)の部分では、読者のお悩みや要望を解決する手段として、自社の商品・サービスを紹介します。あなたの商品がどのように相手の問題を解決できるか、具体的に分かりやすく説明します。
解決法(商品やサービス)がなぜ良いのか、客観的なデータなどがあるとより良いですね。
Stimulate
直訳すると「刺激する・励ます」
S(Stimulate)の部分では商品・サービスを購入することで得られるベネフィットを明示して、読者の購入意欲を掻き立てます。この項目では、お客様の声や導入事例の紹介などを入れると良いかもしれません。
Transition
直訳すると「移行・変化させる」
T(Transition)の部分では、CTA(Call To Action)を通して読者をお問い合わせや注文などのコンバージョン(CV)へと導きます。「購入完了までの流れ」や「よくある質問」なども配置し、読者の不安点を取り除いて購入阻害要因をなくします。
記事の場合は、記事の内容によっては購入などではなく、こちらが意図した読者の動作を促すかたちになります。(例えば、おすすめの比較検討系記事や商品系記事を読んでもらうなど)
ほんとにざっくりと流れを書くと、
・あなたはこんな悩みとかありませんか?
↓
・その悩みとかめっちゃ分かりますよ。
でもそれを放置してるとこんな問題が起きたりしますよ?
↓
・その悩みを解決するならこれがおすすめです。
この商品はこんなに良いものですよ。
↓
・これを買えばこんなにいいことがありますよ。
↓
・購入はこちらからどうぞ。
みたいな感じでしょうか?
いっぺんにセールスレターや記事を書こうとするととても難しく感じますが、例えばこうやってフォーミュラを使って項目ごとに細かく分けると、1つ1つの項目自体はそんなに難しくないと思うんですよね。
今書いてて思いましたが、流れは起承転結にしっかりなってるんですよね。
ブログなどでも使えそうです。
1ポイントアドバイスとしては、上から必ず始める必要はなくて、自分の書きやすい項目から書くのが良いと思います。
完成すればやり方なんて関係ないんですよ。
もし普段ライティングが進まないなら、一旦このQUESTの法則(QUESTフォーミュラ)を使って書いてみてはいかがでしょうか?
あなたの参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!