from 成澤将士
本年もよろしくお願いいたします。
年が明けて気持ちも新たに何か新しい事を始めようと思う人って結構いるよね。
実際、1月とかこういう節目って、何か始めるには良いタイミングだし。
きっと真面目なあなたは、ライティングや独立に関する学習やなんやらの計画を立てたり、新しい目標を持っていると思う。
なので今日僕が話したいのは、それ系の話なんだけど、ちょっと視点の違う話をしようと思う。
少し身の上話になるけど、、、
今から25年前、僕は田舎の農業高校を卒業してすぐ、理系の専門学校(3年制)に入るために上京してきた。
当時はバイオ関連(植物の品種改良)の研究者になりたかったんだよね。
だけど家庭の事情とか色々あって、そこを1年で辞める決断をした。
でも僕の中で田舎に戻るという選択肢はなかったので、東京で生きていくために色んな仕事をした。
新聞配達、印刷工、医療事務、倉庫番、テレアポ、飲食業、接客業、スーパーの店員、、、バイトも含めたら結構色んな仕事をやってきた。
ある意味、若くして社会のレールを外れてしまった僕にとって、今の仕事はやっと見つけた逆転のチャンスでもあり、生涯を捧げるに値する天職でもあると思う。
では、今までの「遠回り(あえてそう言う)」が無駄だったのかというと、全くそんなことはない。
というか、この仕事に限って言えば、むっちゃ武器になっていると思う。
なぜかというと、今までの経験が「幅」となって表れるからだ。
セールスライターとして活動すると、ホントに色んなジャンルの商品や業界を見ることになる。
僕はそこがこの仕事の楽しい部分だと思っているけど、普段と違う業界や商品、人に触れることで気付かされることがとても多い。
見込み客の状況も、業界の慣習も、商習慣まで違うし、パラダイムシフトがたくさんあるんだよね。
そういった「今までと違う」ことを沢山見たり聞いたりすることで「幅」というものが出てくると思う。
それは、ライティング的な部分や人間的な部分でも。
僕は今まで色んなことをしてきた分、そのあたりのパラダイムシフトを柔軟に受け入れられたり、察するのが早いのかもしれないと、ちょっと前に気づいた。
セールスライターとしてのスキルや知識は、教材で身につく部分は多いけど、「幅」に関してはそうはいかない部分もある。
なので、もし年始で何かを始めたいと思っているなら、いつもは選ばないジャンルや、ライティングと全く関係ないものを僕はおススメしたいと思う。
んで、何が良いか迷っているなら、僕の個人的なオススメは「料理」。
素材をどう生かすか?
あるものだけでどうやって作るか?
レシピ通りに作れるか?
自分の好みの味か?
食べる相手にとって美味しいか?
上手く行かなかったら次どうするか?
などなど、とにかくマーケティングに通じることがとっても多いんだよね。
あれ!?、結局仕事の話になっちゃった(汗)
まあとにかく、
「〇〇をしなければならない」だけで生きていくなんて勿体ない。
「〇〇をしてみたい」という欲求を満たすことも、人生において価値のある事だと思わない?
いつもと違う「刺激」は、きっとあなたの中で化学変化を起こす。
それはパラダイムシフトかもしれないし、新たに生まれる「幅」かもしれない。
あなたは今年、何を始めますか?
良かったら教えてください。
今年一年が、あなたにとって実りあるものでありますように。
願いを込めて。
PS:
僕ら協会の理事達も現場の第一線で活動しているし、協会は「現場の味方」でありたいと思っています。
なので、ブログへのコメントも気軽に書き込んでほしいし、質問や要望なんかも大歓迎です。