目次
from 長田真毅
先週に引き続き、今日は別の法則をお話ししたいと思います。
今までの法則についてはこちら
・QUESTの法則(QUESTフォーミュラ)とは
・AIDMAの法則(AIDMAフォーミュラ)とは
AIDAとは
AIDAとは、Attention(認知)、Interest(興味)、Desire(欲求)、Action(行動)の頭文字をとったもので、ターゲットが商品やサービスを認知してから購入するまでのプロセスを描いたフレームワークです。
似たようなフレームワークには、AIDMA(アイドマ)、AISAS(アイサス)などがあります。
まあ言ってみればAIDMAやAISASの原型と言ってもいいのではないでしょうか。
GMOのデジタルラボの記事によると、
“アメリカ人のSt.エルモ・ルイスが1898年にAIDAのもととなる「AID」を提唱しています。AIDのAは「Attention(注意)」、Iは「Interest(興味、関心)」、Dは「Desire(欲求)」の頭文字です。その後、St.エルモ・ルイスは1900年になってから「Action(行動)」を最後に加えています。
ただ、このAIDAが有名になったのは、ルイスがAIDAを提唱してから25年経った1925年でした。ルイスと同じくアメリカ人のE・K・ストロングが、自身の論文のなかでAIDAモデルを使い、セールスに関して顧客の心理を説明したのです。”
というのが成り立ちだそうです。
https://contents.digitallab.jp/consumer-behavior-model.html
年代から考えても、消費者の行動心理の源流と言ってもいいくらいですね。
それで、AIDAの各項目の詳細は以下になります。
AIDAフォーミュラの各項目の意味
A…Attention(注意)
顧客の注意を引くために、広告や記事の見出しは目を引くものでなければなりません。
これは特に多くの情報に囲まれている現代においては重要で、まず最初にターゲットに見てもらわないといけませんからね。だからと言って、過激だったり煽りすぎていたりするのは厳禁です。
I…Interest(関心)
注意を引いたら、次にその興味を持続させなければなりません。
ここの部分は具体的な商品やサービスの特性、利点、または顧客にとってのメリットを強調するのがよいと思います。
商品やサービスがどのように顧客の問題を解決し、それがどのように彼らの生活を改善するかを伝えるというのは前回のAIDMAと一緒ですね。
D…Desire(欲求)
顧客が興味を持ったら、その興味を欲望に変換する必要があります。
これは商品やサービスが顧客の特定のニーズや欲望を満たすことができると明確に示すことで達成されます。感情的なベネフィットを伝えると良いかもしれません。
A…Action (行動)
最終的には、顧客が行動に移ることを促します。
最後に、顧客を実際の購買行動に導く必要があります。これは「今すぐ購入する」、「詳細を見る」、「今すぐサインアップする」などの分かりやすい行動促進のメッセージが良いですね。
セールスレターや広告キャンペーンの作成時には、まずはこのAIDAフレームワークに当てはめてみるとどの媒体にも使える流れになると思います。
それで、前回に引き続き実際にこのAIDAの法則を使ってChatGPTで例文を作ってみました。
今回は新しいコーヒーマシンを販売するためのセールスレターの流れになります。
以下、例文です。
1. Attention(注意):
“朝のコーヒーが驚くほど簡単に!新型コーヒーマシンがあなたの朝を変える!”
2. Interest(興味):
“この画期的なコーヒーマシンは、手間いらずであなたの好みに合わせた完璧なコーヒーを作り出します。豆から挽いた風味豊かなエスプレッソ、フレッシュでクリーミーなカプチーノまで、あなたの朝のカフェ体験がこれ一台で可能になります。”
3. Desire(欲望):
“自宅で、好みのカフェイン量とお気に入りのミルクの量を調整して、パーソナライズしたコーヒーを楽しんでみませんか?この新型コーヒーマシンなら、一日を始める最高の一杯を作るのに必要なすべてが揃っています。”
4. Action(行動):
“今すぐ購入して、最高のホームカフェ体験を手に入れましょう!お待ちしています!”
【ChatGPTの解説】
この例では、まず商品の興味深さを強調して注意を引き、次に具体的な製品の特性と利点を説明して興味を引きつけ、そして製品が満たす可能性のある欲求を示すことで欲望を呼び起こし、最後に具体的な購買行動を促しています。
例文終わり。
本当に何かをネットで売るならこんなに内容が薄いと売れないと思いますが、根本的な流れとしてはこんな感じだと思います。
あなたの参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!