from: 藤村紀和
先日書いて提供した、
チラシの反応が…!!
なんと、
“1件” でした。
配布部数が1万部。
率にして、1/10000。
0.0001%ですよ。
これはやらかしてしまいました。
早速反省をしました。
チェックポイントは多岐に渡りますが、
基本に立ち戻ります。
条件としては、
提供する商品サービスが
英会話教室の体験レッスンです。
最終的には入会に繋げたい。
チェックしていくために、
基本的な考えに立ち戻ります。
そう、3M・4Mです。
マーケットは、通える範囲のエリア。
そしてターゲットは小学校高学年のご要望でした。
長く通ってもらうことで
LTVを確保するため、です。
代表の娘さんが中学のスピーチ大会で
県の代表に選ばれるほどですから、
指導方針もしっかりしています。
そのため読む相手は、
小学生のお子さんを持つお母さん。
ここに定めました。
メディアは、チラシを使う。
エリアビジネスに一番少額で効くからです。
メッセージは、
この教室の特徴から導きます。
経営者はネイティブではない外国人さんです。
在住が20年を超え帰化もしています。
母国語・英語・日本語を操ります。
奥さん日本人です。
教室には日本人の講師も居ますし、
ネイティブの講師も居ます。
メソッドもしっかりできています。
彼が英語を話せるようになったのは、
3か月目からだそうです。
同じ方法で日本語も半年で話せ始めたと。
いくつかヘッドラインを作り
レビューもしてもらいました。
ただ如何ともしがたいことが
一点ありました。
デザインありきのチラシ製作だったことです。
もともとその経営者さんのチラシを
長いこと作ってきたデザイナーさんがいて、
文章はその経営者さんが考えてきたんですね。
日本語ペラペラなんですが、
うまく書けないからと依頼が来たんです。
デザインに文章を当て込んでいく。
正直迷いました。
そして結果、ワンメッセージに出来なかった…
結果として、
内容が中途半端になってしまいました。
ことは、否めませんでした。
むしろよく1件来てくれた、と思ったのです。
でも依頼側は「たった1件?!」なんですよね。
デザインがあって、コピーがつく。
ここが失敗のその1。
選定メディアも原因の一つかもしれません。
ポスティングであたりをつけるため
少しずつ配布することを提案しましたが、
結果、教室近隣エリアに新聞折込みで実施でした。
そこにターゲットとなる人が居たのか、
リサーチが甘かったんです。
個人情報保護が優先の昨今ですが、
地域の世帯情報は何らかで取れるでしょう。
そもそもエリアに対象が居ないかもしれない。
大事なお金を消費させてしまいました。
こうしてみると、
事前にやるべきことが出来てませんでした。
今回は「書くだけ」の依頼だったのですが、
成果を出すならまずリサーチです。
そして、もっと読み手のベネフィットを
作りこむことをしなければいけないです。
だから自分で今一度デザイン含めて
全て作り、提供してみるつもりです。
再チャレンジです。
失敗から、より改善できる。
それがダイレクト・レスポンスマーケティング。
失敗ではなく、結果なのですから。