自力で原稿の校正をするための、3つの努力

From:吉田知也

自分で書いた原稿を、
自分で修正するのは大変です。

 
自分のクセに気づくのが
難しいのと同様、
自分の文章にも
自分の癖やリズムが
染み付いているため、
自分で気づくのが難しいのです。

 

理想は誰か他に校正をする人が
いればいいのですが、
そうもいかない時も多いです。

また、誤字・脱字だらけの
ラフな第一稿をみられるのは
かなり恥ずかしいです(笑)

  

そこで、自力で自分の原稿の
おかしいところに気づく
努力が必要になります。

 
先に答えから書くと、
ぼくのやっている努力は、

「印刷した縦書きの原稿を、
 ウロウロ歩きながら
 一字一句音読する」

というものです。
はたから見ると
めちゃくちゃ変な人です(笑)

 

ひとつずつの要素と
その理由を見てみます。

 

✅印刷した縦書きの原稿にする

 
本の原稿を最初に書くときは
基本的に横書きです。
PC上では横書きのほうが
圧倒的に書きやすいですよね。

これを、本にするために
印刷用のレイアウトにする時点で
縦書きに変えます。
 

この時点で、
見た目の印象が
かなり変わります。
 

書いている時と
見た目が同じだと
誤字や脱字になかなか
気づきにくいのですが、
見た目が変わることで
新鮮に文章を読むことが
できるようになり
誤字・脱字が
見つかりやすくなります。

 

✅一字一句音読する
 

ちょっと説明の
順番を変えて
こっちを先に説明します。
 

縦書きにした原稿を一字一句、
声に出して読みあげます。
こうすることで誤字・脱字や
重複した言葉、変な言い回しなどの
ほとんどが見つかります。

特に、音読で見つけるのは
文法的な間違いや
ぎこちない文章表現です。

たとえば、
同じ表現が1文の中で
2回使われていたりとか
1文が妙に長すぎたりとか、
言い回しが何か変とか、
そういうやつです。

こうしたものは
声に出して読むことで
すぐに違和感に気づけるので
校正の際に音読はマストです。

 

✅ウロウロ歩きながら
 

これはぼくだけかもしれませんが
「読むことに集中しすぎない」ために
室内をウロウロ歩きながら音読します。
 

文法的に間違ってはいないけれど
ぎこちない文章というのは
音読するときに引っかかってしまうものです。

しかし、座ってじっくり
原稿を読みあげようとすると
頭の中で咀嚼してから
読むことができるため
多少ぎこちない文章でも
ある程度すらっと音読できてしまいます。
 

そこでわざと立って歩き、
他のことをしながら原稿を読み上げます。
目の前の文章を何も考えずに
発音するようなイメージです。

すると、他の作業もしている分
頭が余裕のない状態になるため
不自然な言い回しなどは
すぐにつっかえてしまいます。
結果、文章のおかしな部分がより
見つかりやすくなります。

 

ということで
ぼくが自分の原稿を校正する時に
やっていることでした。
後から修正のきく
ブログ記事等と違って
印刷の場合はやり直しが効かないので
こうした工夫が必要になります。

長い文章を書いている人は、
ウロウロしなくてもいいので(笑)
音読だけでもやってみてください。

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