契約相手が詐欺かましてくれた件

from: 藤村紀和

 

先日、店舗経営をしているお友達と話した。
食品を扱い小売りをしている。
最近えらい目にあったという。

 

世の中には詐欺師のような事業主が居る。
今回もそんな内容だった。
注意していただきたいのもあり、
今回書くことを考えた。

 

 

 

どんな相手はマズいのか。
自分がその事業主のようになっていないか、
客観的にも考えるきっかけにもなった。
ぜひ参考にしていただき、
そんな輩が表立って活動できないようになってほしい。

 

セールスライティングのリサーチは、
商品サービスや競合だけじゃなく、
契約相手にも大変効果的なんだと思った。

 

 

 

詐欺師の定義とは?
「詐欺だ!」
よく聞く言葉であるが、
法律上 “詐欺”といえるのは
刑法上と民法上の2種類だけである。

 

刑法上問えるのは、
詐欺行為をしたときに騙す意思があったか。
その詐欺の対象が金目のモノであったとき。

民法上はもう少し拡がって、
人を騙して対象者に間違った判断をさせたとき。

 

 

 

今回お友達は、
お店の害虫駆除をする業者がその相手となった。
社員を数人雇い、事業をしていたという。
以前は別の地域で飲食店のチェーン展開をしていて、
社員に金を持ち逃げされ、倒産したらしい。
裸一貫でやり直すためこの地域にきて、
事業を始めたのだという。

 

とにかく熱意と顧客優先を熱く話したそうで。
お客様の繁栄のお手伝いが幸せであるとか、
倒産した経験で人との繋がりが大事だと学んだとか、
もう一度立て直しやり直すんだ!
という意氣込みが伝わってきたそうな。
全国に支部がある経済団体の会員にもなっている。

 

お友達はそういう意氣に感じるタイプなので、
今まで依頼していた業者を一度お休みして
一年間害虫駆除を頼んだとのこと。
閉店後に店に入って駆除や予防をするのだから
信用しての行動だった。

 

 

と・こ・ろ・が!!!

 

 

契約した途端に、徐々に掌が返ってきた。
作業が雑
既定の作業回数をやらない
契約が変な自動更新

顧客重視は鳴りを潜め、本性を表してきた。
効果もない、作業報告もない、
だがカネのことになるとキッチリ取りにくる。

 

契約書も相手側(お友達)が泣く内容だった。
契約解除の連絡をすると、
違約金をこれだけ払ったら聞いてもよい、
と強く出る。

 

変な内容でも契約してしまえば縛られてしまう。
お友達は弁護士に相談し、
契約書の不備を見つけて対応入れているところだ。

 

 

 

 

そのお友達が言った。
契約について電話したときの相手の物言いに
大変腹が立ちその夜は眠れなかったと言う。

 

加入していた団体に知り合いが居て
その相手がどんな相手か聞いてみたところ、
評判がよくなかったそうだ。

 

 

 

 

セールスライティングするときは
商品を使った感想とかビフォーアフターを取る。
Goを出すまで徹底的にリサーチする。

 

事前のリサーチがモノを言うのは、
ライティングだけではなかった。
違和感を感じたら立ち止まって見る。
周りの評判を聴くのも必須。

 

良いこと言って、
その言葉が行動にそぐわない…
自分がそうなっていないか顧みる一件だった。

 

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