オモテの目標、ウラ目標 (上手く結果を出すために)

from: 藤村紀和

 

今日は、先日交流会で会った、とある営業さんのお話です。

 

その子は年齢が20代半ばの女性で、
ハツラツとして常に笑顔でいる見ていて気持ちよい方。
陸上競技をやっていたそうで、
ショートカットの髪が活発な雰囲気を醸し出しています。

 

彼女の仕事は、企業の人事や個人向けに
人材教育の自社コンテンツをWebや対面で提供しています。

 

 

営業職ですから当然ながら「目標」がありまして、
入社当初はこの目標を達成することにとても苦労したそうです。

 

なぜなら、目標に掲げられた「受注数達成」を
目標に頑張ってみたものの、やる気が起きず
そこに向かうだけの行動が取れなかったとのこと。

 

今までの人生で
“数値目標を達成するために取り組む”
という経験をしたことがなかったから…という話でした。

 

 

 

そこで、社内研修を経て自分で行動できる方法を、
ついに編み出したんです!と教えてくれたんですね。

 

それが、『裏目標を定める』ことでした。

 

表目標が、月に○件受注すること。
その裏目標は、受注達成出来たら同期とお祝い会すること。

 

 

数値を追いかけて達成することにワクワクせず、
それより友人と触れ合うことが好きだから
そこを裏目標に持ってきて表目標達成の原動力にした。

 

一緒に働く同期と受注目標達成の美酒をイメージして、
より仲が深まる時間をつくるんだ!

とても楽しそうに話す姿が印象的です。
良いですよね^.^

 

 

 

目標に表と裏があるというのも、
人の心理に表と裏があるからだと思うんですね。

 

 

例えば、自分は地元の城公園で
訪れた人をおもてなしする武将隊活動をしています。
それをやっている理由を考えてみると、

 

表:来場者のおもてなし (活動主旨である)
裏:武将装束を着て満足したい
仲間の隊士と一緒に楽しみたい
人がしない事をして賞賛されたい

 

こんな具合でした。

 

 

 

人がものを買う時にもこうした表裏の心理は働いていて、
(いわゆる本音と建て前というやつですね)

このバッグ欲しい!だって、カワイイから!

これを表とすれば、裏には、
そんなバッグを持つ自分を自慢したい
優越感を持ちたい、注目されたい…

様々あるわけです。

 

 

人は他人には言いづらい感情を抱えてたりします。

もし商談のときなどに、相手の裏にある深い部分が分かれば、
「この人は、分かってくれるなぁ」

そう思ってもらえれば心理的距離も近づいて
交渉事も上手く行きやすいですよね。

 

ほら、麻雀でもリーチして上がったとき、
裏ドラが乗ると嬉しいじゃないですか!(違うか)

 

 

「あの人、表裏があるよね」
なんて言うと通常いいイメージではないですが、
そもそも裏があるから表も存在するんですよね。

 

ライティングの表をコピーや記事の提供とすれば、
その裏側にあるものは
・色々調べて知らない事を知れるのが新鮮
・人にインタビューして話して聴けるのが楽しい
・文章を書くことが集中できて心地よい

 

こうした裏側にあるものを大事にしることで、
表側もいいアウトプットができるってものではないでしょうか??

 

表と裏、両方を知り受け容れることが
仕事だって人間関係だって上手くいくと思いますが
どう思いますか?

 

 

浮気も、ウラにそういう心理があるからでしょうか…?
【過去記事】僕が浮気をした理由

 

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