from: 藤村紀和
良いセールスレターの条件って、どんなものがあるでしょう?
・顧客のニーズや問題を捉える
・簡潔かつわかりやすい
・具体的で信頼性のある情報を提供する
・感情に訴える
・明確なコールトゥアクション
・
・
・
色々要素はあるんですけれど、
どれも達成するために「誰に対して?」は必須ですよね。
では相手を知るためには、いったいどうすればいいでしょう。
ターゲットとなる人の生活感など
色んな情報を明確にできれば最高なんですが、
それが苦手な自分は、
意識していることがあります。
それが、モデルとなりそうな人に
具体例を話して貰うこと。
です。
これ、とっても重要です。
なぜならそこに、
リアルがあるからです。
改めて強く感じたときがありました。
というのも。
以前セミナーに行った時の話。
セミナーコンテストというイベントに出場した方たち4名によるコラボセミナーでした。
登壇した4名の方にはある特徴があります。
いわゆるマイノリティの人たち。
てんかん、引きこもり、LGBT、吃音症。
こうした単語は聞いたことはありました。
そしておぼろげながらイメージを持っていたんですね。
(正直あまり触れられないかな、と)
でも当事者の話を聞くと、、、
知らなかったこと、
知ったかぶりしてたこと、
思い違いしていたこと、
具体的なお話から、見えてきたことが数多かったんですね。
そこには本当に『伝わって欲しい!』ことが隠されていました。
てんかんは脳の病気で、
発作には種類があって、
「あなたはどんな症状なの?」
って聞いてもらえるとありがたいこと。
LGBTは必ず同性を好きになる、
ということではなく、
実は20以上の種類があること。
そして11人に1人が
LGBTという調査結果があること。
引きこもりは自分では自覚がなく、
「我が子をなんとかしなきゃ!」
という外部要因で外に出て、
初めて自分がそうであることに気づくことができたこと。
吃音症は、言葉が口から
出てこないけれど、
言いたいことを先に言わず
「大丈夫だよ」
と言われると出てきやすくなること。
とにかく実生活を送っている場面の描写が鮮明で、
「あぁそうなんだ」と
分かることが多かったんですね。
だから、具体的に話して貰うことが大事。
セールスレターに必ず入れるべき、
「ベネフィット(利益)」
がありますね。
ただ単に商品の紹介をするだけではなく、それが何をもたらせてくれるのか?
さらにどんな場面で問題を解決してくれるのか?
場面があって、
行動があって、
感情がある。
それを動かすのが商品サービスである。
そこを明確に伝えるレターが、
良いレターなんじゃないかと思った出来事でしたが…
あなたはどう感じますでしょうか?