目次
From:大林寛大
「えっそんな広告あるの!?」
交流会や懇親会で
雑談をしているとき
よく言われることがあります。
話題はネット広告。
意外に知らない人が多いなぁと
思いましたのでここでご紹介したいと思います。
1.リターゲティング広告
リターゲティング広告とは
1度HPを訪問した人を
「追跡する」広告のことです。
例えばこんな感じです。
「A」さんが何かを検索をしていて
あなたのHPに訪れたとします。
しかし、残念ながら訪問して
商品を閲覧しただけで
「何も買わず」に離脱して
別のサイトへ去っていきました。
この去ったときから
リターゲティング広告が動きだします。
「A」さんを追跡して「A」さんの画面に
閲覧した商品の「バナー広告」を
出していくんですね。
バナー広告とは
リンク付きの画像を表示し
クリックすることで広告主のWebサイトへ
誘導されるようになっている広告です。
このバナー広告を
「A」さんの画面に「表示」させていくのが
リターゲティング広告のこと。
分かりやすくいうと
あなたがお店に行って
「いいなぁ」と思った商品があります。
そうすると、営業マンが近づいてきて営業を始めます。
しかし、あなたは商品を買いませんでした。
その数日後、再び営業マンがやってきて
「この商品はどうですか?」っとオススメする。
これがリターゲティング広告ですね。
2.リターゲティング広告”3つ”のメリット
(1)ターゲットを絞れる
言うまでもなく
コピーにおいて「ターゲット」を絞ることは鉄則。
それが、このリターゲティング広告では可能。
ある特定の商品ページを閲覧した人だけに対して
広告を出すこともできますし、資料請求をしなかった人だけに
対して広告を出すこともできます。
ターゲットを絞ることで
成約率も高くなりますし
広告費も抑えることができます。
※成約率の計算方法
例)
1000人サイト訪問
↓
10人注文
↓
成約率1%
(2)成約率を高くできる
リターゲティング広告を出す人は
一度興味を持ってHPに訪問したけど
何も商品を購入せず閲覧だけして去った人です。
要するにこれは「見込み客」になります。
見込み客とは将来、顧客になってくれる
可能性がある人のことです。
この見込み客に
広告を何度も見てもらうことによって
購入してくれる可能性が高くなります。
また
何度も見せることで買い手の
「買うタイミング」に
マッチさせることもできます。
「あのときは、お金がきつかったけど…
昨日、給料が入ったから買っちゃお!」
なんてことがあったりします。
「見込み客に何度もみせる」
「買うタイミングがマッチする」などで
成約率を高くすることができます。
(3)顧客獲得単価を安くできる
リスティング広告と
リターゲティング広告を比較すると
リターゲティング広告のほうが
顧客獲得単価を安くできると
データが出ています。
全ての業種で
リターゲティング広告のほうが
安くできると言い切れません。
しかし、アパレル業界・旅行業界では
データとして、リターゲティング広告のほうが
顧客獲得単価を安くできると出ています。
以上3つがリターゲティング広告のメリットです。
リターゲティング広告のデメリットとして
何度も見せられて「ウザい」と思われる可能性があることです。
そう思われてしまうと
顧客が信頼しなくなったり
リピートしなくなったりするので
表示させる「頻度」を調整したりするなどして
注意をしましょう。
オンラインで
「自分の商品を売りたい!」っと思う人は
このリターゲティング広告を
試してみてはどうでしょうか?
PS.
コピーもテストしないといけませんが
広告媒体もテストしないといけません。
忘れないでください。