オリンピックに見る、注目されるための条件~ヘッドライン編~

from: 藤村紀和

 

今週のトピックスと言えば、
そうです!世紀の祭典オリンピック。

 

記念すべき近代オリンピック第1回大会が、
古代オリンピック発祥の地ギリシャアテネで
1896年に催され、数えること32回目が今回のTOKYO2020です。

 

オープニングではドラゴンクエストを始め、
ゲームミュージックが使われましたね。
世代としては嬉しいような^.^

 

また「ピクトグラム」って前回東京大会から
世界に導入されたんですってね。
実物大ピクトグラムのパフォーマンスが
お金をかけずにアイデア勝負で面白かったです。

 

あれだけかけた税金は何処へ消えたんだ?!
という声はさておき、、

 

あなたはオリンピックにどんなイメージお持ちでしょう。
どんなところに注目するでしょう?

 

 

 

一般的には「平和の祭典」というイメージですが、
それはそれはビジネス面でも巨大規模です。

 

開会式は全世界で10億人近くが視聴し、
IOCが手にする放映権料は3,000億円を超え、
企業のスポンサーシップ料も800億円規模。。

 

これだけ地球規模で行われて注目されるイベントって
そうそうありませんよね。
しかも今回自国での開催ですから、
否が応でも注目するってものです。

 

 

 

セールスライターとしては
何事もこれくらい注目集められると良いなぁなんて思うものです。

 

 

ではセールスライターが書くレターで
注目を集めるにはどうしましょう?

 

 

そこはやはり目を引く、
ヘッドラインの出来不出来は大事ですよね。

 

 

今回の大会でも、
注目させるための単語が見られます。

 

そのなかでもパワーワードが、これ。

つい魅かれません??

 

 

それは柔道で起きたことでした。

「初の○○」というのはよく聞きますが、

これは何といっても「史上初!」なんですよ。

そう。”史上初” です。

 

 

こういう”史上初” のようなワード、
セールスコピーでも見たことありませんか??

・史上初!
・空前絶後の
・奇跡が起きた
・悪魔的な

 

「なんか凄そうだ」
という印象を与える言葉です。

 

 

本来強い言葉というのは注目を引くのですが、
ただ返って胡散臭さを感じることもありますよね。

そう、下手な煽り系ヘッドラインでよくある、
中身のないコピーです。

 

 

なぜ強さより胡散臭さが強まるかと言えば、
自分が思うにその特徴として、
ヘッドラインでこうした単語が書かれたあとに
その説明や根拠が、ないんですよね。

 

 

どういうところが奇跡的なのか、
どんな史上初なのか、など。

 

 

先ほどの写真にあった柔道の場合、

兄弟が柔道をしていて、
どちらもオリンピックに出場して、
尚且つどちらも金メダルを取って、
しかも同じ日に取るんですよ。

 

史上初よりも、奇跡的の方が合ってますが笑

 

 

これだけ細かい条件が揃えば
そうそうないことだから「史上初」なのですが、
そこで終らせずにすかさず言葉を接いで
話を展開していくことが大切ですね。

 

 

そんな凄い事なんだ!!!

そう純粋に思われたらまずは成功です。

 

 

プロ野球の記録なんかでも、
「史上○人目」とつく記録が数多くありますよね。
年数を重ねれば当然達成者は増えますから、
「史上初」の記録を探すのもだんだん大変になるのですが、

それでも史上初のことなら、
「どんなこと?」って珍しくなって目を引きます。

 

 

 

史上初、のようなパワーワード使うなら、
どの辺りがどう史上初なのか、
細かくなっても構わないのでしっかり掲げましょう。

 

読み手の注目を引いて、
次を読ませるのがヘッドラインの役目ですが、
そこで終らせず興味を持って次へ進んで貰うためにも
その後にすかさずヘッドラインを補うリード文を展開しましょう。

 

 

さて今大会では、どんな史上初が出るか?
史上最年少金メダリスト更新なんて話もあり、
こういう楽しみ方もあります。

 

 

追伸)
そういえば、32回あるオリンピックで、
今回の東京オリンピックも史上初でしたね。
延期は初めて。だからTOKYO”2020″大会。
(過去に中止は戦争で3回ありました)

 

 

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