形骸化したセールスレター

From:昌子 幹

先日、ある人のセールスレターを
添削していた時のこと。

出てきたレターを読むと、
誰にでも当てはまるような
ボヤッとした訴求になっていました。

こういう時の原因は大体
ペルソナが設定されてないことが多いのですが、
前回のレビューでペルソナは設定したはず。

「あれ?ペルソナいなくなってないですか??」

不思議に思ってそう聞くと、
彼女はこう答えました。

「忘れてました。。」

いやいやいや!
ペルソナ設定した意味ないやん!!

みたいなやりとりがあったのですが、
実はペルソナ設定に限らず
こういったケースは結構あります。

つまり、
言われたからやっただけで
それをする意味を理解していない
というケースです。

まあ、ちゃんと理解できるように
伝えられていなかった僕にも責任があるんですが、
セールスレターを作成するすべてのプロセスには
意味があり目的があります。

もっと言うなら、
セールスレターの一つ一つのパーツにも
意味があり目的があります。

それを理解しないまま
セールスレターを作成しても
それは単なる作業に過ぎず
誰の心にも響かない
メッセージが出来上がるだけです。

で、レビューでダメ出しをすると
「言われた通りにやったのに
なんでダメなんですか!?」
と逆ギレされたりするのです^^;

ただ、これは決して
コピーライティングの初心者だけでなく
ある程度経験がある人でも
やってしまいがちなことでもあります。

何度も同じことを繰り返していると
プロセスをすっ飛ばしたり
「ま、こんなもんだろ」と
やっつけ仕事になってしまったりしがちなのです。

実際、僕自身も忙しさにかまけて
やってしまうことがあるのですが
これを僕は「プロセスの形骸化」
と呼んでいます。

いずれにしても、
重要なのは
一つ一つのプロセスを
丁寧に心を込めてやること。

結局のところ、
売れるセールスレターを作る最大の秘訣って
それだと思いますよ。

(自戒を込めて)

それでは、また。

 

昌子 幹

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