俺流ストーリーボードの作り方

こんにちは
マーケティング・ライター
米野です。

今日は、セールスレターの骨子(ストーリーボード)の作り方
について紹介します。

ただ、ストーリーボードの作り方も人それぞれ。

まずは、アメリカの億万長者でセールスライターの
マイケル・マスターソンのやり方を簡単にご紹介します。

マイケル・マスターソンの骨子を作るステップ

カードに1枚に1つのアイデアを書き出す

リサーチの結果から、コピーのパーツとなる
ヘッドライン、ブレット、ビッグアイデア、保証などの
アイデアを思いつくままに書く。

アイデアと言うと、何だかたいそうなイメージですが
後のステップを見るとわかりますが
とりあえずは、何でもいいようです。

リサーチをしながら、カードに書いてもいいかもしれません。
(この場合には、重複するカードが出るかもしれませんが…)

そのカードをコピーパーツに分類する

例えば、このアイデアはヘッドラインに使えそうだとか
ベネフィットあるいは主張、証明に使えるだろう
というように、大雑把に分類します。

カードの束を見ながらレターの全体像を思い浮かべる

これは一流のセールスライターだからこそできる方法ですね(^^;

成功したセールスレターの基本的な構成が
頭の中に入っているからできるのでしょう。

私たちの場合だと、スワイプ・ファイルを見ながら
その順番でカードを並べていくといったイメージでしょうか。

この場合、スワイプ・ファイルの構成に合わないと思ったら
別のスワイプ・ファイルに当てはめてみないといけませんが…

コピーパーツの冒頭部分を書いていく

ヘッドライン、リード、スイッチ、価格のプレゼンなど
コピーパーツの冒頭部分だけを書くようです。

これがセールスレターの骨子になります。

超簡単そうですが、一流のセールスライターだからこそ
できるようなやり方のようですね。

私のストーリーボードの作り方

アイデアをノートに書く

マスターソンに似たようなもの
では、ありません(笑)

単に、リサーチ・ノートのことです。

私のリサーチ・ノートは、リサーチの途中で気になったことや
何気に思いついたこと、ビックリしたことなどを
とにかく書き出します。

ネットのリサーチの場合には
その部分をwordとかにコピペしていますが
そのままでは使いにくいので
そこからノートに書き出します。

もちろん、全文を書き出すのではなくて
気になった文字とかだけですが。

ビッグアイデアやベネフィットを考える

リサーチ・ノートをパラパラとめくりながら
ビッグアイデアになりそうなものや
思いついたベネフィットをノートに書きます。

この時、色々なスワイプ・ファイルを見たり
関連しそうな本を読んだりまします。

セールスコピーの教材を見ることもあります。

そうやって、全体の仮イメージを作ります。

仮のスワイプ・ファイルでストーリーボードを作る

全体のイメージが何となく見えてきたかな?と思ったら
そのイメージに合うスワイプ・ファイルを探して
そのスワイプ・ファイルのストーリーボードを作ります。

このストーリー・ボードは、セールスレターの構成や
読み手の感情をどのように揺さぶっているか?
などに注目して、マインドマップに落とし込みます。

なお、この時点で、書こうと思っていたイメージと違うと思ったら
別のスワイプ・ファイルを試してみます。

結構、大変な作業ですね(^^;

できたストーリー・ボードにリサーチの結果を当てはめてみる

仮のストーリー・ボードに
リサーチの結果出てきたパーツを当てはめていきます。

マスターソンの「コピーパーツに分類する」と
同じような考えですね。

マインドマップで作っているので
書いたものを入れ替えたりしながら
全体の流れを調整します。

もちろん、不足する部分は再度リサーチしますし
別のスワイプ・ファイルの文言をコピペしたりもします。

そうやって、全体の構成をチューニングして
ストーリーボードを完成させます。

ストーリーボードを作る時の注意点

ストーリーボードの作り方に正解はありません。

ストーリーボードを作らない人もいますからね。

自分で色々と試しながら、自分に合った方法を見つけるのが良いと思います。

ただ、これだけは注意してください。

うまく話(ストーリー)がつながらなかったら
それはリサーチが不足していることが原因の場合が大半です。

すぐに、再リサーチしましょう。

また、ストーリーボードを作っていると
つい、自分の立場で話をつなげてしまいます。

「知の呪縛」ってヤツです。

ストーリーボードを作る最初の段階はそれでもいいのですが
いったん作ったら、ペルソナの気持ちになって見直してください。

ペルソナが知っているようなことを
グタグタと説明していないだろうか?

あるいは、ペルソナが理解できない
話の飛躍がないだろうか?

ということをチェックします。

そして、余計なところは削り
足りないところは追加していきます。

あと、スワイプ・ファイルをベースに作ると
スワイプ・ファイル通りの論理展開にしないといけない
と思って、無理やり当てはめる人がいます。

これも、ペルソナに説明が必要な部分だけを残して
不要な部分は無視しても構いません。

その他にも、細々とした注意点はありますが
何と言っても、まずはやってみることが大切です。

トライ・アンド・エラーしないと
自分なりのストーリーボードの書き方がわかりません。

「自分流のストーリーボードの作り方を開発するんだ」
というつもりで、取り組んでくださいね。

あなたのセールスライティングの参考になりましたら幸いです。

ご意見やご要望がありましたら
どしどしご連絡くださいね。

ありがとうございます。

米野敏博

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