おっす、オラ悟空!のきもち

from: 藤村紀和

 

いきなり変なタイトルでお送りしております。

ところでこの題名で、何を思い浮かべましたか?

願いが叶う球を7つ集める漫画ではなくて、、

悟空は悟空でも、天竺を目指した
お猿さんのほうなんです。

 

 

このお猿さん頭に輪っかがつけられています。
悪さすると締め付けられて痛くて
これで躾け(?)するという。

 

 

私はよく偏頭痛が起きまして、
眼の疲れや首のコリから
頭が割れそうにズキズキ痛みます。

実はこうして書いている今、
とても頭が痛いんです。

 

まさしく輪っかで締め付けられている、
悟空の気持ちはこのようなものか…と。

 

 

と書きつつ、
同時に新たにサービスを提供する際の
参考になるお話しに繋げてみようと思います。

 

 

実はこの「悟空の気持ち」という名称、
ドライヘッドスパの店名なんです。

実はお店ができたきっかけというのが
まさにこのような頭痛が発端だったんだそうです。

 

 

今世の中にはマッサージ店が溢れています。
手もみ、アロマにリンパ、
骨盤矯正やタイ古式。
中国人がやる怪しげな?マッサージなんかもありますねぇ。

これだけ拡がれば競争も激しく、
価格競争から逃れるには尖ってなお且つ
お客さんに求められるお店が求められます。

 

ジャンルを絞って強みを出し、
コアターゲットへ訴求するという
市場が飽和してくるとみられる流れですね。

 

 

 

このドライヘッドスパは、
始めた方が会計士の仕事をしていた頃に
酷い頭痛に悩まされてたそうです。

そしてマッサージに行っても改善せず諦めていたとき、
自ら「頭のもみほぐし」すればどうだろう?
と閃いたそうです。

 

 

そしてこれを確立するために、
片っぱしから頭のもみほぐしサービスを
受けていきました。
まさしく詳細なリサーチです。

 

 

その後自身でメソッドを開発し
自信を持って開業したのですが、
当初は訴求が伝わりにくかったそうで。

 

頭をもみほぐすと、つい眠ってしまう。
ほら、髪を切っているときに、
うとうとしてしまうことありませんか?

だから寝ると損する、という
お客さんの声が多数だったそうなんですって。

 

 

 

そこでコンセプトを「癒し」ではなく
即落ちる「絶頂睡眠」とアミューズメント性に変えることで、
よくあるヘッドスパを新しい訴求にして
予約待ち3か月の人気サービスになりました。

絶頂睡眠を死後の世界になぞらえて、
そこからスッキリ蘇る…
なんて世界観を提供してる店舗もあるそうです。

 

 

面白いですね。

内装やBGMもそれに合わせ統一性を持たせてる。

 

 

つまり、ただサービスを提供するだけではなく、
「お客さんにどんな体験をしてもらうか?」
を考え抜くことが大切なんですね。

「悟空の気持ち」が成功したのは、
単なるヘッドスパではなくて
「絶頂睡眠」という新しい体験を打ち出して
お客さんに「これは試してみたい!」と思わせたから。

 

 

これって、セールスライティングにも通じる話で。

商品やサービスの特徴をただ伝えるのではなく、
「お客さんにどんな感情を味わってもらいたいか?」を設計する。

そこにしっかりとフォーカスすれば、
興味を引くだけでなく行動まで促せるわけです。

 

 

あなたが売りたい商品やサービスも、
「お客さんにどんな体験を提供できるか?」
という視点で見直してみると、

より刺さるセールスコピーが書けるかもしれません。
お薦めです。

 

 

追伸)
なぜ頭を触ると眠くなるか??
頭皮の表面を丁寧にマッサージすると
刺激で頭皮の血管が拡張して、
その分血圧が下がりリラックスします。

血圧が一気に下がる現象は、
睡眠に入るためのスイッチONになるそうですよ。

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