あなたの隣りに居るのは、何マン??

From:藤村紀和

 

いやいや、スーパーマンとか
ウルトラマンじゃないですよ(^^;)

世の中「忖度(そんたく)」という言葉が大流行ですね。
しかしこれ自体は何も悪いことではありません。

忖度とは(出典:新語時事用語辞典)
人の気持ちを察すること。特に明示されてはいないが、
胸中を推し量って適切に取り計らうこと。

他人の求めるものを考えて先回りし、提供する。
「あの人きっと、こんなこと思ってるんだろうな」
それは優しさでもありますよね。

だから、なんのために忖度をしているのか。
その起点になるモノがその後を決めてしまいます。

日本人は昔からワンマンや独裁者を嫌う民族で、
御上(政治する側)と下々の者(民衆)の隔たりが大きいです。

ほらあなたも、
「それは○○の人がやること」
なんて他人事にすることありませんか?

だから優秀なトップであれば皆が望ましいです。
「この人の元で力を発揮し成長していきたい!」
なんて具合に、周りも活性化していく。

生き残る組織必要な「側近」

戦国時代なんて良い例ですよね。
なんせ生き残っていかなければならない。
織田信長、豊臣秀吉、武田信玄、北条氏康、徳川家康などなど…

タイプは異なれどどの人も素晴らしいトップです。

でも今挙げた武将のなかで、
徳川家康以外は御家が潰れているんですね。

その原因はずばり。

側近がYesマンで固められてしまったから。

そしてそうなってしまったのは、
こうした英雄の死後に後継ぎが側近をYesマンで固め、
彼らが大局を見ず目先のことに忖度したから。

武田家なんかは最たる例で、
後継ぎは信玄公依頼の優秀な臣下に耳を貸せず、
むしろ対抗するためYesマンを抜擢し、
最後は優秀な配下が去って滅びたんです。

つまり、トップが周り忖度させていたら、
その組織は終りが近いということ。
周りはYesマンになっている。

周りを単なる「歯車」にしていませんか

異論を挟む人間はなかなか受け入れ難いです。
抜擢しづらいのは誰しもあり、仕方ありません。

しかし一時の感情で組織を壊すのも不毛ですよね。
そしてそれを受入れることができるのも、
トップしかできないこと。

組織のトップ自身が、
「あれ?忖度されてないか??」
いち早く察知できるかどうかが大事です。

「そんなことは、言われなくても察しろ」
「そんなことは社長のオレに言わせるな」

こんなこと言っていませんよね?

それではYesマンを生み出すだけです。
Yesマンは組織を終焉へ導きます。
しかし「なんでも反発・意見する」Noマンも不要。

なのでしっかり考えや事情に基づいて意見を言う
(時に痛い意見であっても)
Yes-Noマンを周りに置きたいものですね。