from: 藤村紀和
あなたは文章を書くこと、得意ですか?
得意なあなたも、苦手なあなたも、
「分かりやすい文章を書く」
という目標は常に持っていると思います。
自分もそうです。
ただ自分は代表理事からもよく、
「接続詞がなくて話が急に変わるね~」
「表現や言い回しが独特だねぇ」
なんて言われます。
だからこそ学習しなければ。。
そこで、分かりやすい文章とは何か?
を教えて頂いたので、共有できれば役立つかな?
と思いました。
まず最初に大事な事。
「これを言いたい」を一つ決めることです。
つまり、目的ですね。
木でいうところの幹がしっかりしていれば
そこを意識して書くことで話は発散しにくくなり、
文章全体の統一感が出ます。
セールスコピーで言うなら、
ベネフィットがこの幹にあたりましょうか。
ベネフィットは、
紹介する商品サービスを通じ
欲しい未来や結果を示すものです。
書く文章は全てここに繋げる必要がありますものね。
幹が出来れば、次は文章の構成です。
セールスコピーであれば、
ヘッドラインから始まってリード文があって、
最後のクロージングまでの構成ですね。
構成を分かりやすくしたいときは、
一人二役で質疑応答をしてみるといいでしょう。
「こんな悩みって持ってない?」
「あー、あるある」
「それってね、こんな背景があるんだ」
「え?そうなの??」
「そしてそうなる理由があってね」
「ふーん、そうなんだ。じゃあどうすればいいの?」
・
・
・
という具合に会話していくと、
構成の自然な流れを作ることが出来るでしょう。
構成ができれば、表現レベルを見ていきます。
例えば「あなたは自信が持てるようになります」
みたいに、書く内容が抽象的になっていませんか。
自信が持てている状態って、
具体的にどんな状態なのか??
初めて会う人にも緊張することなくプレゼン出来ることかもしれませんし、
女性に嫌われることを怖れず話し掛けていくことができる状態かもしれません。
だから頭にイメージが浮かぶような修飾語、例え話が大事になってきます。
「暑い夏」を表すのにも
蝉が鳴き止まずじりじりと照りつける日差し
(例えば、ですよ)
なんて具体的な表現があるとより伝わりませんか?
最後に、見せ方・切り口です。
読み手の目を引く、色んな切り口を考えてみましょう。
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』のように、
ドラッカーのマネジメントというお堅い内容を
女子マネージャーという視点で見せる感じです。
ユニークな切り口ありきではなく、
結果的にそうなることはあるかもしれませんが、
意外な切り口を見つけられれば
それだけで読み始めてくれやすくなるってもんです。
よどみなくスラスラ読めて、
頭に情景が浮かんでイメージできて、
最後まで感情が動きながら読み切れれば…
もちろん誰に対しても100%分かりやすい文章なんて、不可能だと思います。
だからまずは80点目指していくことを意識してみませんか。
分かりやすくするのは、
話の軸(今回の目的)・構成・表現レベル。
そして切り口を工夫する。
更に、単語もよりシンプルにしていく、ですね。