そろそろPCの熱対策を考えよう(1)

 

From長田 真毅

最近夏日を超える日も出始めて、かなり部屋も暑くなってきましたね。

あなたのノートPCは、熱対策は大丈夫でしょうか?

今日は熱が原因で起こるノートPCへの悪影響と、冷却対策を紹介します。

大事なPCを壊す前に、早めの対策をしておきましょう!

 

熱が原因で起こるPCへの悪影響とは

ノートPCで熱がこもると、いくつかの悪影響が生じる可能性があります。

以下が、熱が原因で起こる問題です。

性能の低下:
ノートPCの熱が上がると、内部のハードウェア(CPUやGPUなど)が過熱し、動作速度が低下する場合があります。これは、ハードウェアが熱によってスロットリング(動作頻度を下げること)を行うためです。スロットリングによって、パフォーマンスが制限され、処理能力が低下する可能性があります。

クラッシュや再起動:
過熱したノートPCは、安定性の問題を引き起こす可能性があります。ハードウェアが過負荷になると、システムがクラッシュしたり、自動的に再起動したりすることがあります。

ハードウェアの損傷:
長時間にわたって高温にさらされると、ノートPCの内部部品が損傷する可能性があります。例えば、マザーボードやHDDの故障が発生することがあります。また、バッテリーの寿命も短くなる可能性があります。

バッテリーの劣化:
熱はバッテリーにとっても悪影響を与えます。高温下での使用はバッテリーの寿命を短くし、容量の低下やパフォーマンスの低下を引き起こすことがあります。バッテリーは互換性のあるものが売ってる時もありますが、やっぱり純正の方が安心ですし、買うとなると高いんですよね、、、

人体への影響:
過熱したノートPCを使用すると、手や腕などの接触部位が熱くなり、不快感や火傷のリスクがあります。また、排熱口から発せられる空気も注意が必要なくらい熱いことがあります。

太ももにPCをのせて操作をするときなんかは、太ももが火傷しないように注意しないといけませんね。(というか、熱くて太ももの上におけなくなります、、、)

僕も新しく買ったノートPCがめちゃくちゃキーボードが熱くなってて、PCのパーツの温度を調べてみたんですが、グラフィックボードが常に50℃くらいで張り付いてて、怖くなってすぐにUSB電源で動く小型ファンを買い、上から当てるようにしました💦

おかげで何とか気にならない程度には冷やせていると思います。

上記のような問題を避けるためには、ノートPCの適切な冷却が必要です。

 

今すぐできるノートPCを冷やす方法

ここまで、ノートPCが熱くなる原因と熱によって起こる悪影響についてお話ししましたが、以下がすぐにできるノートPCを冷やす方法になります。

5℃違うだけでも結構違うので、意外とバカにできないんですよね。

 

・ノートPCを固定した位置で使用する場合は、冷却パッドやノートPCクーラーを使用して冷却効果を高める(お金はかかりますが、かなり強力なものがあります)

・ノートPCの通気口や排熱口を塞がないようにする(デスクやベッドなどの柔らかい表面や布団などの上で使用する場合は、特に注意が必要です)

・ノートPCの周囲を清潔に保つ(ノートPCの内部にたまったホコリやゴミが通気口や冷却ファンを妨害し、熱の放出を阻害する可能性があります。定期的に清掃を行いましょう)

・長時間連続でノートPCを使用する場合は、定期的な休憩を入れる(ノートPCの過熱を防ぐためにも、デバイスに休息を与える時間を設けることが重要です)

・常時稼働している不要なソフトは終了させる(不要なプロセスやアプリケーションのせいで余計にノートPCに負荷がかかっていることがあります。より良いパフォーマンスを出すために、裏で稼働している余計なソフト(例えばOneDriveなどのクラウドストレージの常駐ソフトなど)を終了させると負荷が軽くなります)

以上がノートPCで熱が原因で起きる悪影響と、それに対する対策です。

ただし、個々のノートPCの仕様や使用状況によって異なる場合もありますし、ノートPCのメーカーのガイドラインや推奨事項に従うことも重要です。
(保証とか切れてしまうかもしれないので、メーカーのガイドラインなどは必見です)

ほんとに熱暴走とかは急に起きるので、データのバックアップなどもやった方がいいですね。

壊れてしまうと直ることはほぼないので、僕たちの商売道具は大事にやさしく使ってあげましょう。

次回は冷却対策でおすすめのアイテムがありますので、それを紹介したいと思います。

お楽しみに!

本日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!

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