お客さんに多くから選ばせないという親切

From:吉田知也

先日、某所で友人とおいしいものを
食べてきました。
 

そこはワインも出している
お店だったのですが……

ボトルのメニューを見ると
味の説明がいろいろ
書いてあるじゃないですか。

「どっしりした重厚な味わい」とか。
「柑橘類のようなフレッシュ感」とか。

 
あれをじっくり見て
何十本の中から
選んでもいいのですが、
ぼくは悩んでしまって
決められません(笑)

なので、こういう時は
お店の人に予算を伝えて、
「おすすめを教えてください!」
と最初からお願いしてしまいます。
 

昨日行ったお店のマスターは
コースの料理に合いそうなワインを
赤と白から一本ずつ選んで、
2択にしてくれました。
 

たまたま赤の方は
つい最近飲んだワインの
ブドウの品種と同じだったので、
白の方をすぐに選択しました。
おいしかったです(平凡な感想・笑)。

 

さて、
自分では決めきれないものを
店員さんのオススメで
選ぼうとする時、
上でお話ししたような感じで、
2択ぐらいにしてくれると
かなり選びやすいですよね。

 

これって、店員さんにも
自分の商品を見極める眼が
求められます。

その日の料理との相性とか
お客さんの好みとか
場合によっては天気や気温などから
選ばなきゃいけないわけです。
(実際昨日は蒸し暑かったので
 ちょっとサラっとしたやつが
 飲みたいというのもあった)

 
お勧めするプロの側として
「これがいいです」と
自信を持って伝えていただくと
お客さんにも安心感が生まれますし
こうして選んでもらったものは
大体、満足度が高いです。

 
これが、店員さんも
迷ってしまって
「あれもいいと思う、
 これもいいと思う」と
4択、5択になってくると
お客さんの側も
決めきれなくなってしまいます。
多くても3択まででしょう。

 

お客さんの立場になって
商品をチョイスするのも
提供側の大事な仕事です。
特に種類の多い商品を扱っている人は
しっかり見極める目を持ちましょう。

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