国を挙げて…の、マーケティング国家

 

from: 藤村紀和

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こんな思いで本日もまいります。
JMWAの藤村紀和です。

 

 

中米にある小さな国、コスタリカ共和国。
この国をご存知でしょうか?
経済力が愛媛県くらいしかない、
コーヒー、バナナ、観光の国。

しかしこの国、世界で長期的に注目されてます。
なぜなら、
国を挙げてマーケティングしているからなんです。

 

この国は、とっても面白い!
とにかく広告戦術に長けてるんですよ。

大統領が、コスタリカを
「世界初のカーボン・ニュートラル国にする」
と高らかに就任式で宣言!

 

 

【カーボン・ニュートラル】
植物由来のバイオマス燃料などがもつ、
燃やしても大気中の二酸化炭素(CO2)の
増減に影響を与えない性質のこと。

 

 

要するに
地球に優しい国にします!
ってぶち上げたんですね。

 

この就任式典がまた手が込んでいて、
大統領は会場へ水素で動くバスで乗り付け、
気候変動担当の新リーダー就任も同時にやり、
見事なイメージづけを行いました。

 

 

なんせ就任式だから各国の賓客が大勢います。
そのなかでのパフォーマンスだから、
効果は絶大だったらしいですよ。

 

こうした宣言、実は2007年当時にも掲げていて、
2021年までに
「再生可能エネルギー発電100%」
「国レベルでのカーボン・ニュートラル」
を達成するという目標を宣言していたんです。

 

 

前者は目処がついたものの後者はほぼ達成不可能。
しかしそれを改めて就任式という公の場でアピール。
「それはスゴイ!」と称賛が多かった。
全て広告戦術が上手だったから。

 

コスタリカの若者たち(2018年 ロイター/Juan Carlos Ulate)

 

 

この国は注目を集めることに長けていて、
スペインから独立して、内戦を経て、
1948年に「軍隊持つの止めます宣言」して
本当に失くしてしまった。

このときも陸軍司令要塞を
ハンマーで粉々にするパフォーマンスを
世界配信してインパクト与えたり、

 

 

またその次は
「エコ・ツーリズムだ!」
と世界に向けて宣言して、
世界のあちこちでエコツーリズムの概念はあったのに
「発祥の国」と見られるようになったり。

 

 

国を挙げて定義や制度をつくり、
それを巧みに発信していくことで
そのポジションを作っていく巧みさです。

 

 

まさにマーケティングで国をつくる。

 

 

その手法なんですが、まず手始めに、
世の中の大きな流れに沿う形で、
「私たちは、頑張ってこのような社会実現目指す」
と大きく出るわけです。

 

 

そこから以下のようにサイクルを回す。
1.理想的で野心的な長期戦略目標を立てる
2.それを周りに宣伝+パフォーマンス実行
3.その目標を一定水準達成する
4.できていることをさらに周りへ広告宣伝する
5.新たな戦略目標を掲げる(=1に戻る。以下繰り返し)

 

この1~5がサイクルしていくように、
とにかく掲げる目標が、
「それは世界に必要だ。でも難しいのでは?」
というのが最も良いです。

 

要するに、
大義名分を掲げ、
そしてその軸をぶらさないこと。

 

他で同じようなことしてても、
声を大きくして発信して、
世間に認知されれば勝ちです!

 

 

 

誇大広告はダメだけど、
過大広告は使い方によってインパクト大きいです。

×誇大…おおげさ
○過大…大き過ぎ

この違いは重要です。
達成できなくとも、
理念的な目標をぶち上げるだけで意味を持つ。

 

 

高ければ高いほどに、
打ちだし方さえ間違えなければ
失敗しても
「むしろよくやったね」
とプラスに作用させられる。

そして、
「理想を追い求め続け頑張ってます!」
という評価がますます高まるので、
失敗してもリスクは少ない。

 

こうしたサイクルを進めていけば、
周りの応援を得られやすくなります。
あなたの挑戦したいことは、なんでしょう?
このサイクルに当てはめながら、
一度考えてみてくださいね。

 

 

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