調剤薬局で出会ってしまった、「今じゃない」セールス

From:吉田知也

実は先週から
咳が出るようになりまして……

ただ発熱や頭痛といった
他の症状が一切ないのですが、
けっこう強めの咳が出ます。
少なくとも風邪やコロナ、インフルでは
ないかもしれないなーと思いながら
病院に行ってきました。

もしかして咳喘息なのか? とか、
花粉に反応してしまったのか? とか
いろいろ疑わしいことがありましたが
ひとまず咳止めと漢方で
様子を見ているところです。
 

数日薬を飲んでいますが、
咳止めが効いたのか、
症状はだいぶ軽くなっています。
このまま収まってくれれば
いいのですが……

 

ここからが
今日の本題です。
 

お薬をもらいに
調剤薬局に行ったのですが
最近、咳止めの薬は
品薄が続いているようで、

行きつけの調剤薬局には
その薬がなかったので
近くにある大手の調剤薬局を
案内されました。
 

はじめて入ったのですが、
店舗も広いしスタッフさんも
まぁまぁ人数がいます。

 
処方箋を提出し、
調剤を待っている間の

出来事だったのですが……
 

その調剤薬局には
フロア担当のスタッフさん
みたいな人がいて、
その人が、まぁいろいろ
勧めてきます。

 
まず、LINEを使った
健康相談の会員登録。

健康にいいという
ドリンクの試飲。
 

ぼくが健康なら、
面白半分に登録したかもしれません。
ですが、こっちは相当咳き込んでます。
ぶっちゃけ、精神的にも余裕ないです。

 
特に、ドリンクの試飲が
とても一方的でした。

ぼくの方が明らかに
咳き込んでいる横で、
4種類あったドリンクの説明を
一方的にしてきます。

こっちは咳のせいで説明も
ほとんど耳に入っていません。

「鬼か!」と思いました。

 
ぼくもマーケターなので、
こういう新規のお客さんが
入ってきたタイミングで
情報を取って囲い込みたい気持ちは
とてもよくわかります。

わざわざフロア担当の
従業員がいるということは
おそらくそういうリスト取りに
かなり力を入れていて、
何らかのノルマもあるのではないかと
推察したりします。

 
ただ、こっちは明らかに病人です。
咳が止まらなくて苦しんでる最中に
健康ドリンクの紹介を
一方的にしてくる時点で、
あまりいい気分はしませんでした。
試飲も当然お断りしました。
それよりも、のど飴が欲しい(笑)。

 
結局調剤はできたんですけど、
またその薬局に行くかって言われたら、
あんまり行きたくないなぁと思いました。

 

その店員さんの気持ちも
分からないではないんです。

ある意味、仕事熱心な
人なのかもしれません。

でも、相手がそのオファーを
受け取れる状態かというと
まったくの別問題です。

こういう時、ちょっとした
相手への気遣いがあるだけでも
お店全体に対する
印象が変わるのになー、
と思った出来事でした。

 
お客さんがそのメッセージを
受け取れる状態かどうかを
ちょっと気にするだけでも、
相手の印象は大きく変わります。

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