From：吉田知也
少し前の記事で申し訳ないのですが、
10月から、東海道新幹線で
テレワーク専用車両が
導入されているそうです。
すべての「のぞみ」の
7号車がこのテレワーク専用になります。
↓ソースはこちら
新幹線のぞみ「テレワーク専用車両」公開 10月1日から運行（NHK NEWS WEB）
テレワーク専用車両では、
・座席での通話OK
・Web会議もOK
・Wi-Fi使い放題（通常は30分）
だそうです。
しかも追加料金なしです。
通常の指定席料金で
使えるそうです。
ぼくも気づけば半年ぐらい
新幹線に乗ってませんが、
これまで、移動中の新幹線で
仕事をすることもありました。
ただ、ぼくの場合
基本何かを書いているので、
キーボードの音が
周囲に迷惑なんじゃないかなと
気になってしまい、
あまり本気を出せない
こともありました。
それと、新幹線の中で
ちょっとだけZOOMを
やったことがあります。
さすがに話すのは申し訳ないので
聞き専での参加でしたが、
4Gではトンネルに入ったりすると
通信が切れてしまうことも多く
たとえば熱海周辺みたいな
トンネルが連続するところでは
ぜんぜんZOOMできませんでした。
トンネルなどでWi-Fiが
どうなるかは分かりませんが
多少安定するんでしょうかね。
こうしたことが解消されるなら
忙しい時は利用してもいいかなと
ニュースを見て思ったのですが……
このサービス、
マーケティング的に
面白いなと思ったことがあります。
このテレワーク専用車両、
サービスを提供するにあたり、
何も新しい開発や投資をしていません。
ただ単純に、
「特定の車両内では
座席で通話をしてもよい」
と決めただけです。
これだけで1個商品が
できちゃったのです。
その商品開発のきっかけは
たとえば上記のぼくの経験のような
「あー、こうだったらいいのにな」
というお客さんの悩みや希望です。
このテレワーク専用車両、
これから利用者が
伸びるかどうかは
興味のあるところですが、
ちょっとした視点の切り替えで
投資や開発がまったくなしでも
このように新しい商品が生まれます。
その時に大事なのが
お客さん目線からみた
「こうだったらいいのにな」です。
こうしたものを丁寧に探してみると、
ヒントが隠れているかもしれません。
