from 成澤将士
最近、「どうやって仕事を取れば良いですか?」とか「こんな自分でもやっていけますか?」みたいな質問を高頻度でもらうので、今日はそれについて話そうと思う。
とはいっても、今日は具体的な仕事の取り方じゃなくて、その前段階の考え方について。
まず、副業、本業合わせれば僕らマーケティングに関わるライターはむっちゃ多い。
事実、ウチの協会のWEBライターの講座だけでも会員は1000名を超えている。
他にも教えている所はいっぱいあるし、それらから巣立った人もたくさんいるわけだから、今後もどんどん増えていくだろう。
じゃあ僕らの業界はライバルが多すぎて、「もう食っていくなんて無理かもしれない」って思ったかもしれない。
でもそんなことはない。
なぜなら、僕らのの仕事はどんどん増え続けているから。
先日ニュースで、年々増加し続けていたインターネットの広告費が、ついに2021年に4大媒体(新聞・雑誌・ラジオ・テレビ)の広告費の合計を上回ったって報道があったんだけど、これってむっちゃ凄くない?
それだけ市場が広がっているってことは、僕らの需要も増えているってこと。
とはいえ、ライバルが多いのは間違いないよね。
いまどき、競合のいないブルーオーシャンなんてほとんど存在しない。
じゃあ、その中からクライアントに自分を選んでもらうにはどうしたらいいか?
ここをちゃんと考えないといけないんだよね。
クライアントが「あなたになら頼んでも良いかな」って思ってもらえる要素って何があるかな?
例えば、ライティングスキルは簡単に思いつくよね。
でもね、お金をもらう以上、最低限のスキルがあるのは当たり前の話。
だから「自分のスキルで仕事をできるか不安」って悩むレベルは論外。
そこで悩むくらいなら、書きまくってフィードバックをもらってスキルを上げれば良いだけ。
だからそんな人には「グダグダ悩むな、とにかく書け」ってアドバイスしかない。
じゃあ、スキル以外で差別化できるものって何があるだろう?
ここを真剣に考えないといけない。
ちなみに僕が起業した時、最初の半年は全然仕事が取れなくて苦労したんだけど、その時にここを徹底的に見直したんだよね。
ではそれが何か?は人それぞれだけど、例えば、、
・納品の早さ
・修正がいらない手寧さ
・やり取りの礼儀正しさ
・レスポンスの早さ
・ポートフォリオや経験の多さ
・価格
・業界特化
とか、他にも色々あるだろう。
ぶっちゃけ、別にナンバーワンもオンリーワンも目指さなくて良い。
重要なのは「任せても大丈夫そう」とか「期待に応えてくれそう」ってクライアントに思ってもらえる、つまり「信用を得る」ことだから。
どうやったら「自分という商品」を買ってもらえるか?
買ってくれないなら、何が「足りない」のか?
足りないものを補うなら「何をするべき」なのか?
人の持っている時間とお金は有限なんだから、こういった視点で「自分の資源を集中」させるべきものや順番をしっかり見極める必要があると僕は思う。
「自分という商品を売れない人に、クライアントの商品が売れるわけがない」
これは直視しがたいけど、真理でもある。
きっと「自分が商品」って視点で考えると、見えてくるものがあるハズ。
そしてクライアントの商品と違って自分が商品なら、商品改良も価格設定もオファーもターゲット選定も自由にできるんだから、やれることは沢山あると思わない?
あなたはどう思う?
PS:僕が自分の商品価値を高めるためにやったことについては、長くなっちゃうんで「聞きたい」ってコメントがあれば話そうと思うよ。