ウクライナ問題に学ぶ面白い文章の作り方

From:昌子 幹

こことのところ、
ウクライナ問題が世間を騒がせていますね。

テレビニュースや新聞を見たり読んだりすると
ほぼほぼ「ロシアはけしからん」
という論調で統一されています。

実際のところ
ロシアがけしからんのかもしれませんが
もしあなたがライターを目指すのであれば
こういった時には、一般的な視点とは違う視点から
考えてみることがとても大切です。

というのも、
僕たちコピーライターは
ブログやセールスレターを書くときに
よく時事ネタを使うことがあるのですが、

他の人が言っていることと
同じことを言っていたのでは
読者の注意を引くことができないし、
そもそも面白い文章にはならないからです。

もちろん、注意を引ければ
何を書いてもいいというわけではないのですが、
みんながみんな「これが正しい」と言っている状態って
それはそれでかなり危うい状態だと思います。

なので、そういった時に僕はあえて
一般的な考え方を否定できないかと考えてみます。

例えば、今回のウクライナ問題であれば
本当にロシアだけが悪いのか?
と考えてみるわけです。

で、ここに至る経緯などを調べてみると
確かに最初に手を出したのはロシアだけど
そうなるように
アメリカが仕組んだようにも思えるわけです。

実際、これはアメリカがよくやる手口で
まず相手にちょっかいをかけて窮地に追い込む。

で、相手が先に手を出したところで
「こいつは悪者だ」と世論を誘導する。

で、戦争を起こさせて
自分は武器や兵器を売って儲ける。

こんなことを今までに何度も何度も
繰り返しているので
今回もそのパターンかもしれないという
一般的な意見とは異なる意見と根拠を
提示するとができるのです。

実際、今回もそうなのかどうかはともかく
少なくともメディアや一般的な意見と
同じようなことを言っていては
読者の注意を引くことも
面白い文章を書くこともできないのは事実です。

これは別に時事ネタに限った話ではありません。

世の中にはたくさんの
一般常識、社会通念、固定観念、既成概念
といったものが存在しますが、
それらと同じ主張をしたところで
誰も見向きもしないのです。

そうではなく、、、

「本当にそうなのか?」と疑ってかかり
「それらを覆すことはできないか?」

とひねくれて考える。

そして、それを商品に結びつけることで
他とはまったく違った切り口で
商品を魅力的に伝えることができるのです。

いずれにしても、もしあなたが
面白い文章を書きたいと思うなら

・一般的な考えを盲信しないこと
・一般的な考えとは異なる意見や根拠を提示すること

の2つに気をつけておくといいかもしれません。

それでは、また。

昌子 幹

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