プロとアマの分水嶺とは?(報酬以外で)

from: 藤村紀和

 

先日、とある講演会に行きました。
登壇者は、歴史学者の磯田道史さん。
著書も複数あり歴史番組の司会も務めます。

 

以前浜松にお住まいで大学の教授をされていて、
今回籍を置く浜松徳川武将隊の関連で聴講できました。

※左から2番目の烏帽子侍が私です

浜松徳川武将隊とは、毎週日曜に浜松城にて、
浜松のゆるキャラ「家康くん」「直虎ちゃん」と共に
剣舞や殺陣でおもてなしする煌びやかな徳川ゆかりの武将たち。
磯田道史先生は顧問をしてくださっています。

 

自分も歴史は好きですが、
やっぱり「プロ」は質が違いますね。

その違いをたくさん目の当たりにしたのですが、
あなたはプロとアマの違い、
どんなことを挙げますか??

 

 

 

最も大きいものが、報酬が発生するかどうか?
仕事としているか趣味かの違いですね。

 

なので、

・大きな責任を持って成功させる
・相手が求めるものを提供する
(相手の要求に従う)
・良いパフォーマンスを保ち続ける

 

などなど報酬を頂くことに追従するものが大切です。

技術はアマでも凄い人いますしね。

 

 

 

ただ今回磯田先生の登壇姿を見て、
プロ、しかも専門家というのは仕事をする上で
「これ、辛いわ…」と普通なら苦行になることが
「これ好きだわ!」とならないと大変なんだなぁと感じたんですね。

 

ライターは書くことが苦だと辛いですし、
専門家として活躍するなら人との折衝能力は必要です。
「書くのは好きだけど人と話すのは…」という方も多いですよね。

 

 

 

自分も歴史好きなんですが、専門家になるための
必須スキルが身に付かなかったんです。

 

 

それが、古文書を読むこと。
大変難しい。。。

修士号や博士号を取るためには、
セールスライティングと同じくリサーチは必須です。
証拠も必要。
そのためには過去資料を読み解かなければいけない。

 

 

↓これ、令和って読めます??

こうしたグニャグニャした文字を読めないといけないんですね。

 

 

磯田先生は、こうした字だらけでも、古文書を読むことが大好きだそうです。
なんなら時間限らずずっと読んでいたいとのこと。
そしてそこに書いてあることを足で調査し、
また次の古文書を読み明らかにしていく…

 

 

なので古文書の解読は、学者というか専門家として必須スキルなんです。

 

実際今回の講演でも古文書を映写し、解説をされていましたが、
自分は見ていてどこ読んでるか分からないほど汗。

 

 

 

もちろんただ歴史が好き、武将が好き、刀が好きでも
仕事にすることは可能だと思います。

ただ仕事としてどの分野に行っても、専門家になるには
必ず好きだけでは事足りない基盤スキルがあると思うんですよね。
歴史で言えば、古文書を読む力、のようなもの。

 

 

 

あなたはライティングのコアスキル、
リサーチやライティングそのものが好きですか?
好きまでいかなくても苦にならずやれてますか?

または、スキル磨きに向いていくだけの、
やる気になる原動力が明確ですか??

 

 

 

こうしたコアスキルを地道に高めてくことこそ、
プロになっていく道筋なんだと思います。

 

 

自分ができること増えていけば、
提供できるものも自信も増えていきますよね。

もし苦手意識や行き詰まりがあるんでしたら、
仲間とともに挑戦するというのも一手です。

協会もそのために存在しますから、
なにか困り事ありましたらお便りくださいね。

 

 

 

↓成澤が書いたこちらの過去記事もオススメですよ
プロになる自覚はありますか?

 

プロとしての自覚は常に持っていたいですね。

 

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