情報にはお金を払うべきか?

from 成澤将士

去年の夏の終わり、僕はある決心をした。

「よし、痩せよう」

もともと僕は30歳位まではかなり細かった。学生時代はずっと柔道部だったんだけど、どれだけ食べても太れなくて、軽量級(60kg以下)のリミットより10kg少ない状態で試合に出てたくらい。

しかも主将だったから団体戦は大体が大将で、相手は自分より頭一つ大きくて体重100kg以上のバケモノばっかり。

「なんで俺が大将なん?普通先鋒でしょ!オーダーおかしいから!」って顧問に思いっきり抗議したいけど後が怖くて言えなかったのは、今となっては良い思い出(笑)

 

ちょっと脱線しちゃったけど、そんな感じでずっと細かったんだけど、運動量と代謝が落ちた影響か20代後半からは着実に年1kg位づつ体重が増えていった。

 

「このままじゃヤバイな」何年も前からそう思ってはいたものの、家の近くのジムに通ったり、サプリを摂ってみたり、痩せると言われたシャツを着てみたり、通販で謎の器具を買ったり、色々やってみたけど何をやってもあまり変化なし。というか緩やかに増えている。

まあ、意志の弱さも原因なんだけどね。

 

でも身体に微妙な不具合も出てきたし(加齢かもしれないけど)、何より自分を客観的に見た時に自分が好きになれなくなってきた。

このままじゃセルフイメージがどんどん下がっていってロクなことにならない。

ということで、本格的に自分を変えようと決心した。

 

結果、僕の体重は去年の暮れには10年前まで戻り、今もそれを維持している。というか、今も緩やかに落ちている。

 

何をやってもあまり効果がなかった僕が今回何をやったかと言うと、2ヶ月みっちり「プロに教えてもらう」という形。いわゆる「パーソナルトレーナー」に依頼をした(ライ●ップじゃないよ)。

 

そこでやったのは、まず現状の分析、そして理想の状態(ゴール)の明確化、そしてそれに合わせたトレーニングメニューと食事指導。

まあこれだけ聞くと大したことなさそうに見えると思う。

実際、過酷なトレーニングをしたわけでもないし、糖質を摂らないようなストイックな食事をしていたわけでもない。

でも、しっかりと結果が出た。

 

それはなぜか?

 

それは、プロだけが知っている「正しい知識」に基づいたアプローチをしたということに尽きると思う。

 

実際、学生時代は柔道部で毎日ハードな練習や筋トレをしていたにも関わらず、今回初めて聞く効率的なトレーニング方法もあったし、食事にしても「痩せるには食生活を変えましょう」とか「3食バランスよく」とか「野菜をしっかり採りましょう」あたりは良く聞く話だけど、今回教えてもらったことは、初めて聞くことがとても多かった。

どの野菜を積極的に食べるべきなのか?とか、タンパク質を摂る時は何をどれくらい摂れば良いのか?とか、なぜ水分をこれくらい摂らなきゃいけないのか?とか、他にも人体のメカニズムに基づいた理論的な話ばかり。

 

僕はこういう仕事をしているから、これまでダイエット関連の商材を扱ったことは何度かあるし、リサーチも色々していたから、一般の人よりは知識は豊富な方だと思う。

それでも、今回初めて聞くことがとても多かった。

 

今はどんなことでもちょっと調べればタダで情報が手に入る時代。

ちょっとしたことを解決するのに、ネットはむっちゃ役に立つよね。

でも、ネットの情報って質はバラバラだし、情報も多すぎて、結局当たり障りのないものしか見つからなかったりする。

 

結局、専門性のあることに関しては、本当に価値ある情報はプロしか持っていないし、その真髄とでも言うべきノウハウはやはりタダでは手に入らないものだなと再認識した。

 

逆の立場(情報を与える側)で考えてみても、「価値を感じてお金を払ってくれる人」と「タダで情報を欲しがる人」に同じレベルの情報を与えるわけないよね。

 

自己流でやって結果がなかなか出なかったり、間違ったクセがついてから直そうとすると、その分余計に時間もお金もロスしちゃう。

 

お金は「消費」「浪費」「投資」の3つの使い道があるけど、この中でリターンがあるのは「投資」だけ。

 

今を変えてより良い未来を手にするために、ちゃんとした知識や技術を最短で身に着けたいなら、自分への投資を忘れちゃいけない。

僕ら理事だって、これまでに数百万円の自己投資をしてきたから今があると思う。

 

とはいえ、「高い」から良い情報とは限らないのが難しい所。

逆に「安い」情報をいくら集めても大して役に立たなかったりもする。

 

そんな時は、良く言われることだけど「何を学ぶか?よりも誰から学ぶか?」を意識してみると良いと思うよ。

 

実績のある人、経験豊富な人、評価の高い人、こうなりたいって思う憧れの人、理念とか共感できる人、何となくシンパシーを感じる人、一緒にいたいって思える人、このあたりを基準に選んでみたら間違いは少ないんじゃないかな。

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