妄想しちゃって!

こんにちは
マーケティング・ライター
米野です。

さて、このところ
アイデアを考えるときに役立つ
「欲求や願望のリスト」の解説をお届けしています。

これまでの3回で
25個のリストのうち20個終わったので
今日は、21個目から解説していきますね。

今回がラストになります。

解説を始める前に
一応、全ての項目を再掲しておきます。

欲求や願望のリスト

1 人生にもっと楽しみを加えること
2 人から批判を受けたり、面子が潰れるのを避けること
3 肉体的苦痛から逃れること
4 よい親になること
5 もっと効率的に物事を進めること
6 もっと健康になること
7 ファッショナブルになること
8 自立すること
9 好奇心を満たすこと
10 もっと人気者になること
11 今持っているものを誇りに思うこと
12 権威として認められること
13 エゴを満たすこと
14 恥ずかしい思いから逃れること
15 パーソナリティやクリエイティビティを表現すること
16 冒険という空想を満たすこと
17 自信をつけること
18 知識を得ること
19 時間、またはお金を節約すること
20 仕事を減らすこと
21 他の人たちより一歩先に出ること
22 障害を克服すること
23 自分と家族を守ること
24 退屈を紛らわすこと
25 活力とエネルギーを取り戻すこと

他の人たちより一歩先に出ること

これは、集団社会で生きる動物としての欲求に
近いものがあると思います。

サル山のボス猿は、一番先にエサを食べられますし
メス猿と子孫を作りやすくなります。

まあ、この例は、強い遺伝子を残す
本能的な部分なので、これだけではありませんが。

その他には、自己重要感を満たすためとか
場合によっては
リベンジ、復讐のため、ということもあるでしょうね。

基本的には、女性よりも男性に強い欲求だと思います。

障害を克服すること

「障害を乗り越えたい」という欲求ですね。

人は様々な障害に直面しています。

この障害とは、
身体だけでなく、心とか環境なども含まれます。

給料が安い、会社がブラック、モテない
VD被害にあっている、病気などなど。

ただ、この欲求だけだと
ちょっと使いづらいですね。

他の欲求と合わせて感情を昂ぶらせるのが
良いと思います。

リベンジ(復讐)とか自立とか恥とかです。

例えば、、、

10年ぶりに同窓会に出たら
みんな、自分よりも良い給料を貰っていた。

一番、勉強ができなかったアイツなんか
年収1,000万円を稼いでいると。

そんなアイツが、その他大勢の前で
僕の稼ぎを大暴露。

みんなゲラゲラ笑っていた(=恥)
悔しかった。

その帰りの電車の中で
たまたま見たメールを開くと
何と、年収1,000万円も夢ではない仕事が。

それが、セールスライター 。

セールスライターになって
みんなを見返してやる(=リベンジ)

とかですね。

自分と家族を守ること

「家族」を「愛する人」に
置き換えても良いです。

この欲求は無茶苦茶強力でしょう。

なぜなら、かなり本能的な欲求だからです。

ほとんどの商品に使えますよね。

食品だって「家族の健康を守る」と言えますし
洗剤でも同じように使えますもんね。

洗剤を例に取れば

・家族を“菌”から守る
・家族を“汚れ”から守る
・地球の“自然”を守る

ですし、身体のパーツにまで細分化すると

・“抜け毛”を守る
・“シミ”から守る
・“皮膚”を守る

など、色々な言い方があります。

もちろん、
「そうしないと、こんな大変なことに…」

ということと

その洗剤が、そうできることを
証明する必要はありますが。

退屈を紛らわすこと

「退屈で死にそう〜」
なんて言っている人がいるくらいですから
そういう欲求があるのでしょうね。

幸い、私は、あまりないですが(笑)

昔のTVゲームなんかは
この欲求だけでも良かったのかもしれませんね。

目新しいものが欲しい(やりたい)という
欲求もあったとは思いますが。

今だと、競合がたくさんあるので

・友達と自由に繋がるとか
・レアな商品やアイテムがもらえるとか
・他人と競い合える

という欲求もプラスされるでしょうね。

活力とエネルギーを取り戻すこと

これは年配になると特に強く感じる欲求ですね。

なぜなら、
活力とエネルギーがあった頃を知っているから。

もう一度、あの頃に戻りたい
という欲求ですね。

もう、高齢社会に突入しているので
この欲求は使える対象が増えています。

特に、元気な高齢者向け。

もちろん、
若い時と同じように動けるはずはないのですが
若い頃にやったスポーツとか遊びとか

そういうものを気兼ねなく、安全にできる
と言われると、やってみたくなると思いますね。

あの頃に戻ったような気分になる訳です。

例えば、そうですねえ〜
ボーリングとか。

ボールは軽い奴を選べば良いんですが
例えば、レーンの長さがちょっと短いとか
ピンが軽いとかで
ストライクが出やすくしたりして(笑)

そうそう、思い出しました。

男性の力を蘇らせる“アレ”なんかも
同じようなものでしょうね。

活力とエネルギーを取り戻すという他に
男らしさや逞しさを得る、他者に勝る
という欲求も満たす商品ですよね。

 

さて、全4回に渡り
「欲求や願望のリスト」の解説を行ってきました。

どうでしょうか?

あなたのセールスライティングの
参考になったでしょうか?

こういうリストは
持っているだけではダメです。

アイデアを考えるために使わないといけません。

そうは言っても、おそらく、
考えたアイデアのほとんどは
捨てることになると思います。

でも、それで良いんです。

100個考えて、その中の1個でも使えれば
めっけものです。

徐々にアイデアの精度が上がってきますから。

いっぱい、妄想してください(笑)

ありがとうございます。

米野敏博

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