From 成澤将士
僕は今でこそセールスライター、マーケッターとして活動してるけど、もともとは和食の料理人だった。
だからかもしれないけど、「ライティングと料理は似ているな」と思うことが良くあるんだよね。
料理って、当たり前だけど、いくら良い腕があっても必要な材料が無ければ絶対に作れない。
普通の人なら、カレー粉がなければ、カレーは作れないのと同じ。
ちなみに僕はカレーの肉は鶏肉派。
つまり、材料があるのは最低限。
そして、材料の良し悪しを見極めたり、良い材料を仕入れてくるのも、良い料理人の必須条件。
それがあって、はじめて鍛えた腕をふるえる。
これって、ライティングも同じなんだよね。
書ける材料をどれだけ集められるか、その中からどれだけ上質なものを選べるか、つまり「リサーチ」が重要。
商品の情報も、顧客の感情も、競合の情報も、他のいろんな要素も、全てはライティングという料理に必要不可欠な材料。
この材料をしっかり揃えないと、いざライティングを始めても、絶対に途中で手が止まっちゃう。
具材を炒めてコトコト煮て、いざカレー粉投入!
って思ったら、カレー粉がなくてフリーズ。
まさにこの状態になる。
だから、良いものを書くための秘訣があるとしたら、それは「リサーチ」という地味な作業をいかに真面目にやれるか?
これに尽きると思う。
そして、この「リサーチ」で材料の特性を理解して、いかに美味しく調理するか?
ここが、ライティングのテクニカルの部分。
料理人は、目の前に材料があれば、今までの経験で何を作ったら美味しいか、とっさに判断できる。
そして出来上がりの味まで想像できちゃう。
実際に、調理中に一度も味見しなくても出来上がると想像通りの味がする。
ライティングも同じ。
「書くための材料」が集まれば、おのずと、書き方のイメージは決まってくるもの。
もし、何も浮かんでこないのなら、書く前の準備が足りてないのかもしれない。
もしあなたが、良いレターを書きたいなら、クライアントに喜んで欲しいなら、高単価ライターになりたいなら、技術を磨くのと同時に、材料集めにこだわってみてほしい。
きっとそれが、一番の近道だと思うから。
そして、「すぐに書けないの?」なんてクライアント候補に言われたら、その時は、ぜひこの料理の例え話でも良いし、作業工程の説明でも良いから、良いレターには時間がかかるということを、ちゃんと説明してあげよう。
「そんな大変なことやってたんですね!」
「そこまで手間がかかるなら、逆に安いですね!」
こんなふうに言われることも普通にあるし、他の人にはこうした苦労は分からないもの。
だからこそ、自分の価値を高めるためにも、こうした情報もしっかり伝えることも、重要な仕事だったりすると思うんだよね。
あなたはどう思う?
PS:
あなたも質問や疑問があれば何でも聞いてください!
どんな質問でも大歓迎です^^
↓↓ 質問はこちらから ↓↓
info@jmwa.org