ライティングに時間をかけるな

From:昌子 幹

ちょっと書いては、すぐ手が止まり、
またちょっと書いては、すぐ手が止まる。

そうこうしているうちに
時間ばかりが過ぎて
一向にセールスレターや
ブログが完成しない、、、

そんな経験はありませんか?

僕は以前、結構ありました。

あーでもない、こーでもないと言いながら
一文一文に時間をかけて書く。

途中まで書いて
また引き返したり、、、

下手をすると、
たった1ブロックの文章に
何時間もかけたり、、、

そうやって、完成したものを
自分で読み返してみても
何かしっくりこないし
何より勢いを感じない。

なぜこんなことになるのかというと
最初から良い文章を書こうとするからです。

最初から良い文章を書こうとするから
些細な言い回しや文法が気になるし
いちいち時間がかかる。

そして、そうやってできたコピーというのは
大抵の場合、面白くありません。

本当にいいコピーというのは
一種のリズムというか
勢いみたいなものがあって

それによって読む方も
どんどん引き込まれていくのです。

いわゆる「ノっている」感じです。

ところが、一文一文気にしながら
書いていると、せっかくの流れを
堰き止めてしまうことになるんですね。

じゃあ、どうすればいいかというと
まずはストーリーボードで
大まかな流れだけを作る。

そして、それをもとに
頭にあること、思い浮かんだことを
とにかくどんどん書き出す。

文法や言い回しなんて
気にしてはいけません。

こんなこと言っていいのかな?
なんて気にしてはいけません。

ストーリーボードから多少それても
気にしてはいけません。

もちろん、改行もへったくれもありません。

とにかく、手を止めずに
書く、書く、書く、、、

(ちなみに、僕の場合
BGMにアップテンポの曲をかけると
さらにノリやすくなります。)

全て吐き出したら、
少し時間を置いて
編集作業に入ります。

編集作業で、
いらないところを削ったり
足りないところを足したり
言い回しや文法の調整を
したりしていきます。

結局やっていることは
同じかもしれませんが、

最初からいいコピーを書こうと
一文一文気をつけて書くより
こっちの方がよっぽど
勢いのあるコピーになるし
時間だって短縮できます。

なので、そういう意味で言うと
編集作業ってすごく重要です。

ライティングより
重要かもしれません。

僕の場合、下手をするとライティングより
編集に時間をかける場合もあります。

それでもトータルで考えると
そっちの方が作業時間は少なくて済むし
いいコピーになりやすいのです。

もちろん、これは好みの問題もあるので
誰にでも勧められるものではないかもしれませんが、
もしあなたがコピーを書くのに時間がかかっているなら
一度試してみるといいかもしれないですよ。

それでは、また。

昌子 幹

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