From:吉田知也
数日前、何の気なしに
NewsPicksを見ていたら
ちょっと興味深い
記事を見つけました。
●米大学のマーケティングの授業で出された課題が話題 「試験免除でA評価」が得られる条件とは
https://courrier.jp/cj/322028/
ここから、記事の一部を引用します。
南カリフォルニアにあるチャップマン大学のインフルエンサー・マーケティングの講義で、教授は生徒たちに「ある課題」を出した。
「ティックトック動画を制作して、私より先に視聴回数100万回を達成したら、学期末試験なしでA(最高評価)をあげよう」
この講義を担当したマシュー・プリンスは、米大手ファストフードチェーン「タコベル」の広報責任者(マーケティング・コミュニケーションおよび広報担当ディレクター)である。
教室の一番後ろの席に座っていた大学2年生のシルビー・バスタード(20)は、この「ティックトック・インフルエンサー・チャレンジ」という課題に、真っ先に反応した。
彼女はiPhoneを取り出し、スクリーンに映し出された「ティックトック・インフルエンサー・チャレンジ」の文字と、それに反応する自分の表情を撮影し、6秒ほどの短い動画を作成した。キャプションには、このチャレンジの説明を入れ、「いいね、してね」と書き込み、サウンドトラックをつけた。
(中略)
このようにほとんど即席で作った動画を投稿したところ、なんと24時間後には100万再生を達成。彼女が100万再生に気づいて間もなく、教授もそのことに気づき、彼はすぐにリポストしていたという。そして、次の講義で彼女は「壇上に招かれ、皆から拍手を受けた」。
こういう実践的な
マーケティングの授業、
とても面白いなーと思いました。
きっとこの学生さん、
就職してマーケティング部署に入ったら
即戦力で働いてくれると思います。
なんなら、この実績だけで
採用したい会社が現れそうです(笑)。
こうした取り組み、
とても賛成です。
ぼくもマーケティングの
講座やセミナーをやる時には
実際にワークや実験を取り入れて
できるだけ腑に落ちる形で
お伝えするように心がけています。
マーケティングは実践の学問です。
知識「だけ」を学ぶことには
あまり重要性がありません。
理論が不要だとはもちろん言いません。
3C分析とか4P分析とか、
ちゃんと学べば力になります。
ですが、本当の意味で
マーケティングを学ぶためには
実践が必要です。
たとえば……
どれだけ自動車教習所で
車の扱い方を学んでも
それだけでは本当の意味で
運転できるようにはなりませんよね。
実際の運転が上達するためには
公道に出て運転しないといけません。
これと似たようなものです。
きっとマーケティングに
限らずだと思うのですが、
ほんと、何事も実践です。
学んだことは、
ぜひ自分で試してみましょう。