当たり前のことを当たり前にできるか?

From:昌子 幹

「なんか変だな…」

最近、あるクライアントさんの
お客さんにヒアリングを続けていたのですが、
どうも何か違和感を感じていました。

というか、
クライアントの言っていることと
お客さんの言っていることが
全然噛み合ってない、、、

なんでこんなことになるんだろう?

今回の案件はLP制作なのですが、
売れるLPを作れるイメージがまったくわかず
かなり焦りを感じていました。

そこで、クライアントに
再度ミーティングの機会をもらって
ヒアリングをやり直しました。

そして、わかったことは、、、

クライアントの売りたい商品と
お客さんが求めているものが
まったく違っていた

ということです。

これは、わりとよくある話で、
多くの人は今ある商品ではなく
新しい商品を売りたがるんですね。

なぜかと言うと、今ある商品では
思うような売上が上がらないから。

だから、もっと良い商品や
もっと違った商品を売りたがる。

でも、本当に今の商品に問題があるのか
というとそうでない場合が多いんです。

実際、今の商品で満足してくれている
お客さんもいるわけですから。

ただ、その商品の良さが
全然伝わっていないし、

もっと言うなら、
クライアント自身が
今の商品の良さに気付いていない。

今回の件もそうでした。

顧客リサーチの結果をもとに
再度クライアントにヒアリングした結果、

今の商品でいくことが決まっただけでなく
商品の訴求ポイントを変えることで
かなり魅力的なコンセプトができあがりました。

あー、よかった(ホントに…)

でも、今回の件で再認識したのは
やっぱり顧客リサーチは重要だな、と。

顧客にヒアリングしてなかったら、、、
と思うとゾッとします。

おそらく売れるイメージがわかないまま
LPを制作せざるを得ないことになってたでしょうし、
そのイメージは確実に現実になっていたでしょう。

ぶっちゃけ、
顧客ヒアリングがなかなかできない場合って
決して少なくありません。

その理由は、スケジュールであったり
クライアントが渋るなどいろいろありますが、
やっぱり、顧客リサーチやった方が
確実に成果につながりやすいです。

まあ、当たり前の話なんですが、
その当たり前のことを当たり前にやることが
一番の近道であり
一番難しくもあるんですよね。

それでは、また。

昌子 幹

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