最近見ているVtuberに学んだこと

 

From長田 真毅

最近、あるVtuberさんの配信をよく見ているんですが、
(※Vtuber=顔出しせずにアニメキャラで配信している人)

あなたはゲーム配信をしている人って聞くと
どのようなイメージがありますか?

「ゲームしてお金稼げてうらやましいな」
「好きなことして生きてて楽しそうだな」
「遊んで金を稼ぐなんてけしからん!」

とか思っている人は多いのではないでしょうか?

実際、そう思っている人は多いと思います。

僕も最初は
「好きなことやってお金が貰えてうらやましいなあ」
と思っていました。

実際にファン数が多い配信者さんだと、
年間で数千万円とか億単位で投げ銭があるようです。
夢のある業界ですね。

 

ただ、いつも見ているVtuberさん曰く、
ただゲームをしている動画を流しているだけでは
やはり人は集まらないとのこと。

・同じジャンルの配信者さんのところに
挨拶に行って関係を築いて一緒に同じゲームをしたり、
・ゲームが上手い人なら大会に出たり、
・自分で視聴者参加型のゲーム大会を開催したり
などなど

並々ならぬ努力が必要なようです。

さらに、最近は配信者さんのキャラ絵が
配信者の動きに合わせて動くようになっていたりするのですが、
そもそもキャラ絵を絵師さんに頼むのにお金がかかり、
動かすのにはどんなに安くても数万円からかかると言っていました。

凝っている人なら季節ごとにキャラの服装も変えますし、
動画のサムネイルや切り抜きなども他の人に頼んだりすることもあるとか。

また、配信で使うマイク、PCなどの機材や
人気ゲームの購入費用など、かなり先行投資も必要なようです。

配信するかどうかは置いておいて、
快適にゲームをしたいならそれなりのPCは必要なので、
そこに関してはまあ分かりますが、
素人がおいそれと手を出すには躊躇するような
先行投資が必要そうでちょっとびっくりしました(^_^;)

 

なかなか大変そうな業界ですが、
いつも見ている(そこそこ売れてる)Vtuberさんが
この前とても興味深いことを言っていたんです。

それが、

「売れたいなら毎日長時間配信したほうがいい」

そのVtuberさん曰く、ファンを増やしたいなら
毎日決まった時間に配信をして、
視聴者がふらっと見に来れるようにすると
ファンが増えやすいとのことでした。

※そのVtuberさんは一般にはまだまだ知名度は低いですが、
コアなファンがそこそこ来ていて
年間で数千万円は投げ銭を貰っています。

でも、きちんと本業があって日中は仕事をしています。
だいたい夕方~夜に毎日配信していて
毎日少なくても5~6時間は配信している
まさに配信モンスターです

そんな人が言うんだから、
それはある種の正解だと思うんですよね。

これは別の配信者の人も同じことを言っていて、
これこそ視聴者を習慣化させているんだなと思いました。

 

また、そのVtuberさんはこんなことも言っていました。

「流行りのゲーム人気に乗っかれば
一時的に人は来るけどファンにはならない。
一見さんをファンにさせるなら自分の好きなゲームをしろ。
ゲームを見に来させるんじゃなくて、
ゲームをやっている自分を見に来させるようにしろ」

 

これを聞いた時に僕は衝撃を受けましたね。

だって、仕事も同じじゃないですか。

例えばライターって沢山いて、
頼もうと思えば誰にでも頼めますけど、
やっぱり一度仕事を頼まれた人にはもう一度仕事を依頼されたいし
「あなたに仕事をお願いしたい」って言われたいですよね。

そう言ってもらうために自分はどうするべきなのか?
自分の刃を磨き続けるしかないと僕は思うんですが、
それを続けるのってなかなか難しそうですよね。

 

ここまで話していて、
とてもVtuberってきつそうだなと思ったんですが
そのVtuberさんはこんなことも言っていました。

「長時間配信が大変そうって言われるけど
自分はそうは感じていない。
みんなとゲームをやるのが楽しいし、
気が付いたらあっという間に時間が過ぎている。
結局、自分は配信が好きなんだなと思う、」

もうね、本当にすごいなと思いました(笑)

お金儲けとかじゃなくて、本当に好きだからこそ
見ている人もそれが分かるし、続けられると思うんですよね。

すごい真摯な考え方で自分は非常に共感できました。
きつくても、しんどくても、好きだから続けられるって
趣味とかでもあると思います。

 

【余談】
Vtuberではないですが、
トップYoutuberのヒカキンさんなんかも
動画の編集は自分でやっていて
動画1本あたり7~8時間かけると聞いたことがありますし
みんなこだわりがあるんだなと思います。

 

あなたは仕事や趣味でこだわりなどはありますか?
良いこだわりなら、それはぜひ続けていってほしいと思います。

とりとめのない話になってしまいましたが
今日の話が参考になれば幸いです。

本日も最後までお読みいただき
本当にありがとうございました!

 

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