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こんにちは
マーケティング・ライター
米野です。
このメルマガをお読みいただいているあなたは
たぶん、勉強熱心な方ですよね?
様々な教材や本で勉強されていることでしょう。
でも、あまりにも多くの教材や本があるので
どれを選んだら良いかわからない…
と悩んだことはありませんか?
今日は、あなたのセールスライティングの
スキルアップに役立ちそうな本を5冊紹介します。
あくまでも、私の個人的な意見ですが
参考になりましたら幸いです。
心をつかむ技術
ディスカヴァー・トゥエンティワン発行
カート・モーテセン著
![](https://jmwa.org/wp-content/uploads/2019/07/9da215639cae948a7dffeafe4ce452e6_s-e1562069724132.jpg)
「心をつかむ」というのは、客を買う気にさせたり、
部下のモチベーションを高めたりするという意味です。
あなたが、デール・カーネギーの名著
『人を動かす』を読んだことがあるのなら、
似たような内容が書かれていると思うでしょう。
どこでも言われている
「ほめる」「期待をかける」「貸しをつくる」
「出し惜しみをする」などの10の技術が紹介されています。
当たり前のことが書かれてあるだけですが
綺麗にまとまっているので
ライティングの時に
「何か足りないなぁ」
「何だか、心動かさされないなぁ」と感じた時に、
パラパラとめくると
思わぬアイデアが浮かぶことがあります。
そういう意味では、
「読む本」というよりも「ヒントをもらう本」として活用しています。
「言葉にできる」は武器になる
日本経済新聞出版社出版
梅田悟司著
![](https://jmwa.org/wp-content/uploads/2019/07/380ee6065d3702f7d13bfabe4a93e10b_s-e1562069823236.jpg)
「バイトするなら、タウンワーク」とか
缶コーヒージョージアのCMの
「世界は誰かの仕事でできている」というコピーはご存知ですよね?
あのコピーを書いたライターさんが
自分の思いをどうやって「言葉」にして「伝える」か?
を解説した本です。
あなたも、自分の思考をうまく言葉にできなく
歯がゆい思いをしたことがあると思います。
その理由は、「外へ向かう言葉」にフォーカスしているから。
極端な言い方をすれば“自分の言葉”ではない、ということ。
“自分の言葉”にするには、一旦、
「内なる言葉」として府に落とさないといけないと。
これも本質的なことなんですが
わかっていてもなかなかできない。
そんな人のために、「言葉にする」方法が書かれています。
ただ、本質的なことだけに、
その方法も実際にやってみようとするとなかなか難しいです。
そこで、無理矢理にこの方法に当てはめるのではなく
自分の意識を内側に向ける
本当に自分は理解しながらこのレターを書いているのだろうか?
と内省するために読むといいと思います。
中上級者向け、って感じですかね。
コンセプトメイキング
ディスカヴァー・トゥエンティワン発行
高橋宣行著
![](https://jmwa.org/wp-content/uploads/2019/07/d91dbdf0d0c72185faca41b4ed90cfdb_s-e1562069893762.jpg)
元博報堂制作部長による
すごい企画と結果を出すためのコンセプトのつくり方の本です。
もし、「セールスライティングなのに、なぜコンセプト?」
と思ったら要注意ですよ(^^)
ライティングの仕事の中には
商品コンセプトが明確でないものもあります。
商品コンセプトが良くないと
ターゲットに刺さるコピーを書くことはできません。
そんな時には、セールスライティングのアイデアとして
商品コンセプトを一緒に考える必要があります。
そういうセールスライターなら
高額なフィーを要求できます。
ただ、コンセプトを考えるのは簡単ではありません。
この本を読んだからと言って
すぐに秀逸なコンセプトを生み出せるものではありません。
コンセプト作りをするときの
参考書のような形で利用することをお勧めします。
売れる脳科学
ダイレクト出版発行
クリストフ・モリン、パトリック・ランヴォアゼ 著
![](https://jmwa.org/wp-content/uploads/2019/07/19a9cbab46ad2d49d2d633ed5ea570f3_s-e1562069944113.jpg)
顧客の「購買」の意思決定をコントロールしている脳の働きと
効果的な説得のメッセージの作り方を解説した本です。
セールスライティングで重要と言われている
「あなたメッセージ」「対比(コントラスト)」「具体性」
「最初と最後が肝心」「ネガティブな感情」などが
どうして重要なのか?なぜ顧客が反応してしまうのか?
を科学的に解説している本です。
読んでいると「なるほど〜」という感じになり
頭に残ると思います。
ただし、全部読もうと思うと大変なので
ポイントだけで十分だと思います。
セールスレターの成功技術
ダイレクト出版発行
ドレイトン・バード著
![](https://jmwa.org/wp-content/uploads/2019/07/7c2e59ec5315f0f548dfd50882e786aa_s-e1562070091212.jpg)
最後に、セールスライティングのテクニック的な本をご紹介します。
書かれている内容自体は、セールスライティングの基礎的な内容。
当たり前ですが「秘密の方法」なんてありません(^^;
ただ、この本1冊で
セールスライティングに必要な基礎的なことは全て学べますね。
で、私がこの本をお勧めする一番の理由が
サンプルレターの多さです。
もちろん、反応の良かったレターです。
中には、失敗レターもありますが
それはそれで反面教師として使えるかな?と。
昔のDMのサンプルなので
ネットのLPなどのスワイプとしては使いづらいと思いますが
アイデアは一杯もらえます。
写経が趣味(?)な人にもオススメですね(笑)
以上が、私のお勧め5選です。
これら以外にも、たくさんのお勧め本があります。
ただ、それらの本は、隅から隅まで読んだものは
ほとんどありません。
その代わり、何かあるたびに引っ張り出しては
必要なところだけを、何度も読んでいます。
そういう使い方もある
というご紹介でした(^^)
ありがとうございます。
米野敏博
PS:
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