「思い込み」が、大きなトラブルを生む

From:吉田知也
 

実は今週、
大きなミスをやらかしてしまい
珍しくへこんでいました。

ぼく、ライターだけじゃなく
デザインやエンジニアなど
Webに関わることも一通り
お手伝いしているのですが……

あるお客さんのサーバを
移転する作業を行なっていたところ
副作用としてデータが消える、という
事案を起こしてしまいました。
 

あー、やっちまった。
年イチレベルの大ミスです。

 

こういうとき、ひとまず
自分を責めすぎないようにしています。
起こった現象と自分を切り離します。
 

気持ちを落としたところで
起こった出来事は
変わらないですからね。
 

それよりも一回落ち着いて
どうやってリカバーするかを
考えた方が建設的です。
 

今回も、サーバ会社への問い合わせなど
やれる対応をひとまず行いました。

すると幸い、サーバ会社より
消えたデータは復旧できるとの
連絡をいただき、
ほっと胸を撫で下ろしました。

あぶなかったー。。。。

 

さて、
クライアントさんに
ご迷惑をかけてしまったのは
大変申し訳ないのですが、

今日この話をしたのは、
ぼくの不幸話をあなたに
聞いて欲しいからではありません。
 

このトラブルを起こした原因が、
セールスライティングで
失敗する原因と重なっているなと
思ったからです。

ここではちょっと切り離して
「思い込み」について考えます。

 

ぼくは以前、
2〜3年ほどの短い期間でしたが
ソフトウェアのテスト会社で
管理職をやっていました。
ソフトやアプリを検証して
バグやエラーを発見するという
仕事です。

 

トラブルやエラーって、
いつも想定外のところから
飛んできます。

そもそも
「起こるかもしれない」と
予期できているなら、
先に対応できますよね(笑)

 

今回ぼくが
トラブルを起こした原因も
ちょっとした思い込みでした。

じつは作業前には
ぼく自身がまったく
その可能性に気づいておらず
最初に連絡を受けたとき、
実は「え?どうして?」という
状況だったのです。
 

しかし、連絡を受けて
状況を分析するに、
完全にぼくが原因だと
いうことがわかりました。

ある箇所の設定を
「こうなっているに違いない」と
1mmも疑っておらず、
しかもその前提が
間違っていたのです。
 

これ、ライティングでも
よく起こります。
このような思い込みです。
 

「見込み客はこの商品に対して
 こう思っているに違いない」

 

これを1mmも疑わず、
リサーチをせずに出したところ
反応がなかったりして
最初は「え?どうして?」と思います。

でも、後から慌ててリサーチすると
そんなことを思っている
お客さんは実は誰もいなかった、
みたいなね。

こんなこと、実際にあります。
ぼくにも経験があります。

 
当たり前と思っていることでも
一度、調べてみましょう。
確認すること、大事です。
 

と、自分に言い聞かせながら
この記事を書くのでした(^ ^;)

「稼ぐ」スキルを身につけるJMWAオンラインスクール