スワイプファイルを使っても売れない理由

From:昌子 幹

こう見えて、実は僕、
家で料理をよくします。

といっても、
僕は代表理事の成澤さんのように
プロの調理人だったわけでもないので、

基本、本やクックパッドを見ながら
それはもうレシピに忠実に作ります。

なので、基本的にはいつも
そこそこの味には仕上がるのです。

間違っても、まずくなることは
まずありません。

ところが、先週末
麻婆豆腐を作った時のこと、、、

「まずっ!なんじゃこりゃ!?」

味見をしてみると、
びっくりするほどまずいのです。

しかも、その時作ったのは
豆腐と挽肉以外の材料が
オールインワンでパッケージ化された
限りなくレトルトに近いもの
(というかレトルト?)
だったのです。

いったい、どうやったら
レトルト食品で
失敗することができるのか?

きっと、あなたは
不思議に思われるでしょう。

僕も不思議でした。。

そこで、改めてレシピを見直してみたところ、
タレAとタレBを入れる順番を
逆にしていたことに気づいたのです。

「挽肉に火が通ったら、
タレAを挽肉に混ぜて
水分がなくなるまで炒める」

と書いてあったのですが、
この時タレBを使ってしまったのです。

まあ、普通に考えれば、
順番が多少違ったくらいで
そんなに大きく味が変わることは
ないようにも思うのですが、

タレBの水分量が多く、
その水分がなくなるまで炒めたら
挽肉がコゲてしまった、、、
というわけです。

結局、その日のおかずは
麻婆豆腐から、ただの豆腐に
変更せざるをえなくなりました。

まぁ、さすがにこんな失敗は
そうそうないのですが、
実は、セールスレターでは
同じような失敗がよく起こります。

「セールスレターでは
クリエイティビティよりも
コネクティビティが重要」

という言葉をあなたも
聞いたことがあると思います。

コネクティビティとは
何をどういう順番で並べるか?

ということです。

つまり、リサーチで質の良い材料を洗い出し
それをレシピ通りの順番で並べてやれば、

大ヒットとはいかないまでも
そこそこ売れるレターは出来上がる
というわけです。

逆に、この順番をひとつでも間違えると
大失敗してしまうことも少なくありません。

じゃあ、セールスレターにおける
「レシピ」ってそもそもなんなのか?

それは、もちろん
スワイプファイルです。

なので、先人たちは
口を酸っぱくして
「スワイプファイルをパクれ」
と言っているのですが、

その一方で、
「スワイプファイルを
パクったのにうまくいかない」
という悩みを聞くことも少なくありません。

で、そういうセールスレターを
何度かレビューしたことがあるのですが、
スワイプを真似してもうまくいかない理由は
大きく分けて2つあるように思います。

ひとつは、使うスワイプが
その商品や背景情報に
合っていないこと。

これについては、
またの機会にお話しするとして、
今回はもうひとつの理由。

それは、
スワイプ通りになっていない
ということ。

実は、スワイプファイルを
真似する時に最も重要なのは
その構成を真似することです。

何をどういう順番で言っているのか?
を真似することです。

ところが、スワイプで失敗している
セールスレターを見ると、
部分的にしかパクっていなかったり、

いろんなスワイプファイルを
ごちゃまぜにしていることが
少なくありません。

その結果、、、

例えば、有名な「崖っぷち主婦のダイエット」の
レターの中心トリガーは「秘密」なのに、
途中から秘密を全開にしてしまう、、、

なんてことが頻繁に起こってしまうのです。

では、どうすればこんな失敗を
防ぐことができるのか?

それは、もちろん

パクるなら最初から最後まで全部パクる!

ということです。

もちろん、一言一句なぞる必要はないですし、
商品によって多少の変更は必要でしょう。

でも、何をどういう順番で言うか?
その大筋の構成は変えてはいけません。

簡単そうに聞こえますが、
これ意外と難しいです。

特に慣れてくるばくるほど
ついついオリジナリティを
出したい衝動に駆られます。

実際、僕もそうです。

で、そんな時は
ほとんどと言っていいほど
失敗します。

そして、最後には
「やっぱスワイプやな…」
という結論に至るのです。

あなたも気をつけてくださいね。

それでは、また!

昌子 幹

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