from: 藤村紀和
あぁーーー、遂に。
日曜のお楽しみだった大河ドラマ
『麒麟がくる』
終ってしまった……
明智光秀が今回主役で、
戦国野郎の自分としては見逃せない!
でもこの御時世だから、
大規模な戦シーンの撮影が難しく、
華やかな場面は少ないものの
逆に心理描写や推移が丁寧描かれて
人間ドラマとして秀逸でした。
面白いのが、世間の感想です。
ネット記事でたくさん投稿されてますね。
この投稿を観て、私愕然としてしまいました…。
これはセールスライティングのときとか、
よく陥りがちな罠です。
あなたはもこんな勘違いをしていませんか??
その勘違いとは、
詳しいがゆえに周りが見えてない現象。
織田信長と明智光秀と言えば、
本能寺の変。
社会科では、
光秀の恨みで信長に謀反した。
こう刷り込まれます。
でも実は原因が未だもって謎で、
説が十数個あるんですよ。
歴史好きなら大体知ってるんですが、
一般の人は違うんですよね。
「光秀の苦渋な決断、分かるわ~」
「信長は光秀のこと好きだったんだね」
「光秀と信長のすれ違いが切ない…」
視聴した感想の数々。
歴史好きにはさも御馴染みなことですが、
普通の人は違うから!
自分が知ってるからって、
他の人も知ってるんじゃない?
というスタンスは危険ですねー
その相手を置いてきぼりにしてしまう。
ライティングしていて、
そんな内容になっちゃってませんか?
ま、全ての人を対象にすることは
土台無理なことなので。
どの段階の人を相手に据えるかですね。
歴史ドラマだと時代考証があるので、
「この説を取る」って選択があります。
だから、あぁだこうだと
肯定否定が出てきます。
ただライティングだと
きっちりリサーチかけるので、
それに沿ってターゲットの段階に合わせて
ライティングしてきましょう。
追伸)
しかしストーリーの力は偉大だ!
感情が動くストーリー最強ですね。