これは無意味な練習だ (守破離の落とし穴)

from: 藤村紀和

 

あなたは日頃、どんな学習をしていますか?

ライティング以外にも、
何か取り組んでいることがあるかもしれませんね。

 

習い事やお稽古事は、気分転換にもなりますし、
意外なところでライティングにも活きることがあります。

 

 

私自身、昨年から事情もあり剣舞を習い始めました。
しかし、これが難しい。
ダメ出しの嵐なんです。

とはいえ、指導が的確なので、
言われた通りに直せば確実に改善します。

 

 

指導前と後の違いがはっきり分かるのは、
学習のモチベーションになりますね。

 

 

一方で、過去にキックボクシングジムに通っていたこともありました。

シェイプアップと強くなりたいという目的を持っていたんですが、

基本練習を繰り返しても、対戦ではまるで通用せず、
結局、痩せることも、強くなる実感も得られないまま辞めてしまいました。

 

 

振り返ってみると、
私は「言われたことをただ繰り返すだけ」だったんです。

 

よくこんなこと言いませんか?

「師匠の言うとおりにしなさい」
「守破離の『守』を徹底的にやろう」

と言われますが、
これをただ盲目的にやるだけでは、成長はありません。

 

 

 

考えずに繰り返すだけでは、何も身につかない。

 

ボクシングの場合、型を何千回、何万回と繰り返すことで
無意識に動ける形を作ることはできるでしょう。

でも、それだけでは続かない。飽きる。
ここを乗り越えられる者が強い。きっと。

だからこそ、意図を理解しながら学ぶことが大切です。

 

 

 

 

これは、セールスライティングの学習にも当てはまります。

 

例えば、『写経』という学習法、聞いたことありませんか?
スワイプファイルを書き写すことでライティングの型を学ぶものですが、

私は最初の1週間で挫折しました。

なぜなら、ただ書き写しているだけで、
「何を学んでいるのか」が分からなかったからです。

 

 

ライティングにおいては、

・どんなパーツがあるのか?
・誰に向けて書かれているのか?
・どのように感情を動かしているのか?
・話の流れの切り替え方はどうなっているか?
・情報の順番に意図はあるのか?

こうした視点を持って取り組むことで、
初めて写経の意味が出てくるのです。

 

 

つまり、「何のために、なぜ?」を考えながら学ぶことが重要なのです。

 

ただ繰り返すだけではなく、
意図を理解し、自分なりの気づきを得ること。

これが、成長のスピードを加速させる秘訣です。

 

今回は学習スピードをアップさせる秘訣の紹介、
ご参考にどうぞ!

 

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