from 成澤将士
ライティングにおいて「具体性」が重要なことは、きっとあなたも知っているよね。
具体性が高いほど、読み手は「自分事」として受け取る。
そして、自分事だからこそ続きを読みたくなるし、結果行動してくれる。
一方、抽象的でフワッとした表現は説得力に欠けるし、読み手側には刺さらなかったり受け取り方も人それぞれ。
「売り上げ爆増!」みたいな感じ。
読み手からしたら、爆増ってどれくらいかよく分からないよね。
10万円なのか、100万円なのか、1000万円なのか、それともそれ以上なのか、こういう読み手に判断を任せるような表現は良くない典型例。
んで、そういう文章はライターも書いてて何だかそれじゃ弱い気がしてるから、語尾に「!」をつけて雰囲気と勢いで乗り切ろうとする。
そんな文章、あなたも見たことあるんじゃないかな。
こういうのは、ほとんどが具体性が足りてないことが原因。
じゃあ、どうやって具体性を高めて説得力のある文章にしていくのか?
あなたはどうすれば良いと思う?
具体性を高める一番簡単な方法、それは「数字」を使うこと。
例えば、
「長時間座っているのは体に良くない」って言われたらどう?
まあ、そうでしょうね。くらいの感じだよね。
んじゃ、
「1時間座ると寿命が22分縮む」って言われたらどう?
マジで⁉ってならない?
自分は普段何時間座ってるか、どれくらい寿命が縮んでるか、どうやったら座る時間減らせるかとか、一瞬で色々考えなかった?
これが具体性の力。
他にも比較しやすい例題をもう1つ出してみよう。
・収入を劇的に増やす方法
・収入を100万円増やす方法
・3ヶ月で収入を100万円増やす方法
・3ヶ月で収入を100万円増やす5つの方法
どうかな?
下にいくにつれてどんどん具体的になってきたよね。
こんな感じで、数字を入れると簡単に具体性が増すし、なんだかイメージしやすくない?
こういうのって、文章全体で見るとたった数文字の違いなんだけど、こういう細かい部分の違いが読み手に与える印象を変えるし、精読率(どこまで読まれるか)やその後のクリック率や成約率に関わってくる。
上手なライターは、こういったことをキッチリやってるんだよね。
他にも具体性を高める方法はいくつかあるけど、まずは数字を入れることを意識してみよう。
それだけでライティングのクオリティが確実に上がるのは間違いないから。
そして、こういう「使える数字」を探すこともリサーチの重要な要素の1つ。
「!」で終わらせちゃう時は、リサーチが足りてない証拠だと思ってもう少し掘り下げてみよう。
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