from: 藤村紀和
あなたは人と仕事をしていたり、
どこかからアプローチを受けてて
「うわ、しつこいな」
って思うときありませんか?
今自分はその最中でして。。
「しつこい」に直面しています。
しつこいのって、嫌ですよねぇ。
でも別個で、
「頻繁」って言葉もあります。
こっちは余り嫌なイメージが付きません。
「しつこい」と「頻繁」、
同じような状態ですが、
決定的な違いはなんでしょう。
お客さんにそう思わせたら終りです。
しつこいじゃなく、
頻繁と思ってもらうには?
■しつこい。。。
こちらは至る所で書き込みされている事象。
とある会社があります。
中古車を扱う会社です。
中古車買い取り日本一を謳ってます。
よくチラシで、エンジンオイルの
格安交換を扱っています。
フロントエンド商品ですね。
自分も利用したことがあります。
そうしたら。
今月車検なんですが、
とにかく電話が、しつこい….
自分は知合いの整備工場経由で
ディーラーにやって貰っていますが、
車検を取るのに必死過ぎます。
車検時期になると電話がかかってくる…
断っているし電話にも出ないのに、
お構いなしです。
「あ、車検時期か」ってアラートです(笑)
質が悪いのが、
・断っても無視してもかかってくる
・ワン切りや短いコールでかかってくる
・訪れた支店だけでなくフリーコールからもかかってくる
・挙句の果てに福岡の支店(?)からかかってくる
質が悪いと思われた時点でアウトですね。
消費者としては大変氣持ち悪いし迷惑です。
お客さんにそう思われたらダメですね。
そして口コミを見て、
「あーやっぱりそうね」
と更に意を強くしていきますね。
逆に、頻繁と思う事例。
今代行で書いているニュースレターです。
この校正が事細かくきます。
こちらは「しつこい」ではなく
「頻繁」となります。
なぜなら、
より良いものをお客さんに出そう!
という意思統一が出来ているからです。
ニュースレターやチラシ案件では
載せるスペースが限られますよね。
そこへ取材をして載せる内容を考え、
先方と合わせていきます。
ただ校正の進め方を決めておかないと
いつまで経っても終わらなくなりがちですから、
自分は大体3~4回くらいを目途にします。
最初に載せるコンテンツを決めます。
次に各コンテンツの見出しを作って、
ストーリーを合わせます。
そして文章を書き、内容を見て貰います。
最後は面着若しくはオンラインなどで
最終チェックし校了です。
「しつこい」と「頻繁」の違いは、
一方的か、双方向かじゃないでしょうか。
相手が求めているか理解し、
必要なものを提供することです。
車検だったら、
車検に出してお客さんが心配なところを
最初に明確にしてフォローしてあげる。
例えば、
車検出して、終った後予想と異なる
多大なお金請求されるの嫌だわ、とか。
相手が振り向いていないのに
いくらアプローチしても嫌がられるだけですもんね。
だから大事なのは、まず最初に
お困りごとをしっかり聞いて、
一緒に整理することじゃないでしょうか。
よく「ゼロを1にする」なんて言いますが、
相手に対しては消費者から見れば
ゼロじゃなくてマイナススタート。
まず最初疑っていますから、
ゼロに持って行く作業が大事だと思うのですが
あなたはどう考えますでしょうか?
そこは悩みを聞く、共感できなくても
理解すること。
「しつこい」と思われるイコール、
リサーチが足りない!!
なんですね。