悪魔的広告の末路を見た

from: 藤村紀和

 

代表理事の成澤もよく言います。
「僕らの技術は、天使にも悪魔にもなる」
広告を扱うセールスコピーライターとして
改めて心に期す思いでした。

 

一時期やたらとCM見ました。

 

「毎月10万円も消費者金融へ支払い…
給料上がらないのに毎月10万円ですよ?
弁護士に相談したところ、50万円以上の
過払いが発生していて、月々の支払いが
4万円に減り、生活を取り戻しました。」

 

「ベテランの弁護士だから出来た事です!
あなたも1人で悩まず、まずは相談を・・・
東京03-○○○○・・・」

 

こんな感じの内容だったですね。
消費者金融のグレーゾーン金利、
一時期取り沙汰されましたよね。

 

 

 

僕が住む地方都市でもCMが打たれてて、
なんでこんな片田舎に、東京の弁護士??
なんて違和感を感じてたものです。

あなたは消費者金融会社に、
お金を払い過ぎています。
その払い過ぎの分を取り戻す
お手伝いをさせてださい。
そして今の状況から脱却しましょう!

 

そう言いながら、
実はボロ儲け案件だったってことです。

 

 

弁護士法人なのに破産とは…
(しかも負債51億円って)

 

実際1億円借金抱えていた社長が教えてくれました。
その人、消費者金融会社に自分で内容証明送り
自分で簡易裁判して、勝率100%だと言ってました。

 

素人が出ても、必ず勝てる事案なんですって。

最も手続きや裁判所へ行くこと考えると、
代行して貰うのはアリなんだけど
ベテラン弁護士じゃないと取り返せない、、
これは嘘だよ!と。

 

 

なんで、東京の方の弁護士が
わざわざ広告費を払ってまで
地方のメディアにCMするかと言えば、

それだけ、
簡単で、
確実に勝てて、
報酬も良いから
だったってことですね。

 

 

 

しかし怖いのはこの弁護士事務所が、
広告代理店に支配されていたってことです。

依頼者に支払うべき返還金が、広告に流用されていたと。
分かっているだけで30億円ですって!?
この広告会社、士業専門の広告代理店で
逮捕歴のある元消費者金融会社支店長が支配し
ていたと報道されてます。

 

 

士業も集客の競争激しくなってますから、
こういう代理店に握られてしまうと
後がなくなってしまいますね。。。

 

 

広告出す人は最低限見極めできるスキルを得て欲しいですし、
広告を扱う側としては、クライアントだけでなく
その先にいるお客さんにも影響を与えることを
認識したいですね。

 

 

悪魔的広告。
それは、広告という仮面を被って
他人を利用し自分の欲望を遂げるだけのもの。

人の弱みにつけこんだ、末路です。
弁護士法人も大変なんでしょうけど、
金儲け優先でいたからこの結果になった…
のではないかと思いますが、いかがでしょう?

 

 

同じようなCM打ってる弁護士法人、
大丈夫なんでしょうかね…

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